個人投資家VS機関投資家!?ビットコイン先物パターンとは一体何か

個人投資家と機関投資家でビットコインの賭け方に違いが出てきています。
やはりそれぞれパターンがあり、その理由としては、今までの投資の仕方に違いがあるからではないでしょうか。
その構図がビットコイン先物を通して浮き彫りになりました。
構図の実態を調査いたしました。
目次
個人投資家は価格上昇を見込み、機関投資家は価格下落を見込む
米商品先物取引委員会(CFTC)の直近のデータ(2日までの取引を網羅)によると、保有しているCBOEのビットコイン先物契約が25枚未満のトレーダー(個人投資家の多くはこのカテゴリーに含まれる可能性が高い)では、価格の上昇を見込むロング(買い建て)が下落を見込むショート(売り建て)の3.6倍になっているという。
CBOEのビットコイン先物取引で、大口トレーダーは将来の価格が下落すると見込んでショートにする傾向がある。例えば「その他の報告義務者(外部の投資家のために資金を運用しているとは限らない大手取引業者)」の先週の契約枚数ではショートがロングの2.6倍になっていた。
引用元:THE WALL STREET JOURNAL ビットコイン先物、ぶつかり合う個人と業者の賭け(2018年1月8日)より”
2018年は戌(DOG)年ですが、歴史的にみて戌年の日本株相場は? 日経225平均株価の戌年勝率は4勝1敗で統計的には勝てる年ですが、さまざまなアセットクラスが出現し、個人投資家や機関投資家が入り乱れた相場展開では確率はあてにならない可能性もあります・・・ #fx #ビットコイン #コインチェック
— Inspirreed 世に出ることの少ない求人掲載中 (@info_inspirreed) January 26, 2018
ツイッター上でも個人投資家に関しては買いのツイートが多く、
機関投資家は売りの発言が多く見受けられます。
このパターンについては、そんなに単純なものなのかどうか疑問が残るところもあるようですが、
個人投資家と機関投資家の買い方には違いがある ことが垣間見えたように思えます。
個人投資家VS機関投資家の構図
ではそれぞれの投資家はどのような売買を行っているのでしょうか?
機関投資家は上記のとおり、3週間連続で売り越しているようです。
ビットコイン先物が上場すればショートで戦おうとする強気な投資家の不安が裏づけられてしまったようです。
しかし、ヘッジ目的の売買であれば納得のいく動きのようにも思えます。
機関投資家はほぼ売り越し状態 のようですが、
これに対して、 個人投資家はビットコイン価格動向にかかわらず一貫してロング が維持されています。
投機とヘッジの場の限界
ビットコインは常に24時間取引されていますが、
ビットコイン先物には売買時間がありますので、 投機の場としても、ヘッジの場としても限界がある ことは事実です。
まだまだレバレッジの高さも投資家たちに魅了しきれておらず、問題点も多く孕んでいるように思えます。
この市場をどのように今後育てていくのか、個人投資家も機関投資家もまだ上手くとらえ切れていないのではないでしょうか。
今後の投資家の動きに注目しましょう。
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