暗号資産の真の価値とは一体…?暗号資産の未来の新スペックを大予想!

日本で大きなニュースになったコインチェック事件より、暗号資産の本来の価値が見直されています。
皆さんは、今の暗号資産に必要な価値とは一体何だと思いますか。
事件の背景から多くの課題も浮き彫りとなり、暗号資産について改めて考えるいい機会だと思います。
今回は、暗号資産の価値について改めて追求しました。
目次
コインチェック事件より浮き彫りになる暗号資産の課題
このところ、ニュースを賑わす、仮装通貨取引所、コインチェックで580億円の不正引き出しで「暗号資産の価値」が再検証されております。
引用元:ASCII.jp ざっくりと、いまどきの暗号資産のスペックを考える(2018年2月13日)より
皆さんはそもそもコインチェック事件をご存知でしょうか。
コインチェック事件は、日本の大手取引所であるコインチェックよりNEMという暗号資産580億円分が不正に引き出されたという事件です。
この事件より、取引所のセキュリティの見直しだけでなく、 暗号資産そのものの見直しが至るところでされている ようです。
実際に暗号資産は、『非中央集権制で管理者がいない』『誰もが取引したデータを見ることができる』『セキュリティがしっかりしている』『世界の通貨になる』など、未来の通貨として登場しました。
しかし、事実上『決済に5時間かかった…』とか『事件も起き、セキュリティ結局しっかりしていない…』など、暗号資産のスペックに問題提起している投資家も少なくないようです。
暗号資産の課題の1つトランザクションの根詰まり
電気量販店など決済できるようなりましたが、スムーズに会計ができるのは、同じ取引所の口座間の決済の場合など。もし、ウォレットのアプリが店のアプリと違ったり、取引所が異なると、決済に数時間かかる(そのため、決済不可でクレジットカードか現金で代用…)なんてケースもよく聞きます。
引用元:ASCII.jp ざっくりと、いまどきの暗号資産のスペックを考える(2018年2月13日)より
『決済に5時間かかった…』という課題は、トランザクションの根詰まりに問題がありそうです。
トランザクションとは、暗号資産の送金取引の事を指します。
つまり、AさんからBさんにビットコインを渡す時に、必要となるのが電子署名と呼ばれる、サインのようなものでしょう。
暗号資産はブロックチェーンに記録される決済(トランザクション)を承認してブロックチェーンに書き込まなければなりません。多い時だと3万人くらいがトランザクションを待っています。ピーク時には10万人ほど待つこともあるとのことです。
これでは、5時間待ちというのも頷けます。
下記、各暗号資産の秒間処理数です。
仮想通貨名 | トランザクション処理数/秒 |
---|---|
ビットコイン | 6~7 |
イーサリアム | 13~15 |
ネム | 2 |
リップル | 4000 |
ビットコインに比べるとやはりリップルという暗号資産がかなり優れているのもわかるでしょう。

課題の要因は暗号資産ではなく『人災』にあり
いろいろなネガティブな事件があったとしても、それは取引所のセキュリティの甘さや内部の犯行など、「人災」によるものと分析することも可能です。暗号資産のシステムやアルゴリズムが原因ではありません。
引用元:ASCII.jp ざっくりと、いまどきの暗号資産のスペックを考える(2018年2月13日)より
実は、これら暗号資産の課題は、システムだけに要因があったわけではく、 人災に原因があった とも考えれます。
なぜなら、取引所のセキュリティの甘さや北朝鮮のハッカー、内部の犯行なども考えられるからです。
詳しくはこちらをご覧下さい。
コインチェックNEM流出事件の真犯人は北朝鮮のハッカー?!暗号資産が狙われる理由とは:
暗号資産に求める未来のスペック
現状のように、暗号資産を投機としてだけではなく、たとえばICO(暗号資産経由による事業資金調達)など、さまざまな規制に阻まれない柔軟さに可能性を筆者は感じています。さらに、ブロックチェーンの技術が食品やプロダクトのトレーサビリティの役に立つでしょう。
引用元:ASCII.jp ざっくりと、いまどきの暗号資産のスペックを考える(2018年2月13日)より
確かに暗号資産には、まだまだ課題があるようですが、 今後の世界に多くの可能性を秘めている ように思えます。
それでは、今後暗号資産に求めることは一体なんでしょうか。
もちろんまずは上記の課題がいち早く解決してほしいです。
私自身、今後暗号資産に求めたいことは、電車や高速道路等の交通網がブロックチェーンで結ばれ、どこで乗り、どこで降りたのかすべてブロックチェーンで管理され、いちいち電子マネーやETCカードで止まらなくとも自動で暗号資産で支払われるようになってほしいと思っています。
混雑や渋滞もなくなり、非常に便利な世の中になるのではないでしょうか。
実際にこのような利用方法は、トランザクションの課題等がしっかり改善されれば、絶対に可能になると思っています。
暗号資産は、今後のこの世界をより便利な世界にするでしょう。
その可能性を信じ、未来に投資をすることが今の私たちにできることではないでしょうか。
今後もこの暗号資産に注目しましょう。
将来性のあるブロックチェーン技術についてもっと詳しく知りたい方はこちら
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