Google(グーグル)の影響力 暗号資産広告禁止と暗号資産導入の動き

皆さんは、普段どこの検索サイトを使いますでしょうか。
私はいつも皆さんご存知のGoogleを使いますが、このGoogleでさえ暗号資産に関して未来予想が難しく行動に慎重のようです。
そして2018年6月には暗号資産広告禁止の動きもあると言われています。
暗号資産市場への影響はどうなのでしょうか。調査致しました。
目次
超大手インターネット会社Googleについて
皆さんもご存知のことと思いますが、Googleは、 インターネット関連のサービスと製品に特化したアメリカの多国籍テクノロジー企業 です。
普段使っている検索エンジンだけでなく、オンライン広告や、ソフトウェア、ハードウェア等の事業を行っている超大手企業でしょう。
事実、100万台以上のサーバを世界中のデータセンターで運用していると見積もられており、今や世界一のインターネット会社と言っても過言ではありません。
ではこの超大手であるGoogleにどのような動きがあったのでしょうか。
超大手Googleの矛盾・暗号資産広告の禁止
米グーグルは、暗号資産関連広告全ての掲載を、今年6月から禁止する。金融サービス広告掲載に関するポリシーで明らかにした。
引用元:COINTELEGRAPH グーグル、暗号資産広告を6月から全面禁止(2018年3月15日)より
Googleは 2018年6月より暗号資産関連の広告掲載を取り止める方針 でいるようです。
ここで言う、暗号資産関連というのは、暗号資産、ICO(資金調達)、新規暗号資産公開、ウォレット、暗号資産取引に関するアドバイスなどの関連コンテンツ広告のことを指しています。
2018年1月には、Facebookでも暗号資産関連広告は、誤解や虚偽を生む恐れがあるとして、すでに禁止されています。
やはり、暗号資産詐欺のような被害に遭ってる方や、まだ潜在的な被害が眠っているためGoogleやFacebookのようなインターネット会社は、暗号資産に関連には非常に過敏になっており慎重に行動しているようです。
ただ、この暗号資産広告掲載禁止により暗号資産市場に大きな被害もあるようです。
3月15日暗号資産市場の大幅下落の原因
暗号資産市場は15日、下落した。ビットコイン(BTC)は8000ドル以下、イーサリアム(ETH)は600ドル以下まで値を下げた。この軟調の原因は、グーグルの金融サービスポリシー改定だろう。
引用元:COINTELEGRAPH グーグル暗号資産広告禁止で市場下落、一方で暗号資産導入の動きも(2018年3月16日)より
暗号資産市場が3月15日より大幅に下落しました。この 下落の原因というのがGoogleの暗号資産広告掲載禁止の方針 によるものと言われています。
暗号資産の広告が禁止されるまで、まだ4ヶ月残されていますが、やはりさすがは大手Googleと言ったところでしょうか。市場への影響力も非常に凄まじいものがあります。
2018年1月にFacebookが同様の発表したあとも、暗号資産は12%ほど下落していました。
やはりこの広告禁止の方針は市場に大きな影響を与えているようです。
Google暗号資産広告禁止の一方で導入の動きと今後ゆくえ
世間ではGoogleの暗号資産広告禁止に対する不安や懸念は多くあるものの、一方でポジティブなニュースもGoogleから発信されているようです。
例えば、送金モバイルアプリ「スクウェアキャッシュ」というアプリが、ワイオミング州のユーザーに対し、ビットコイン売買オプションを追加したというニュースや、暗号資産投資アプリ「サークル・インベスト」を、米国46州で提供開始したと発表したという、アプリの宣伝も行われています。
アメリカ大手のGoogleが規制に走る一方で、 いまはまだGoogleでもアメリカの企業からの暗号資産情報をここぞとばかりに情報発信している ようです。
6月以降、完全なるGoogleの暗号資産広告禁止になり、また市場が大きく動くことが予想されます。
Facebookの広告禁止よりもさらなる大きな影響が考えられそうです。
一体暗号資産市場はどうなるのでしょうか。
引き続きGoogleの動きと暗号資産市場に注目しましょう。
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