リップル(XRP)で有名なSBIが本格始動!眠れる獅子の咆哮が世界に轟く

ゲストレポート

過去にもXRP(Ripple/リップル)で話題となったSBIですが、5/1の東京証券取引所で前日比+7%と大きく値を上げました。

SBI、前期税引き前は66%増益で着地・1-3月期(4Q)税引き前は2.2倍増益、今期業績は非開示、前期配当を15円増額

SBIホールディングス <8473> が4月26日昼(11:30)に決算(国際会計基準=IFRS)を発表。18年3月期の連結税引き前利益は前の期比66.5%増の718億円に拡大し、5期連続増収となった。なお、19年3月期の業績見通しは開示しなかった。同時に、前期の年間配当を70円→85円(前の期は50円)に増額し、今期の年間配当は未定とした。
直近3ヵ月の実績である1-3月期(4Q)の連結税引き前利益は前年同期比2.2倍の211億円に急拡大した。

出典:2018/04/26 株探ニュースHPより

先週に上記のような好決算と増配情報が材料視され、今週から続けざまに買いが入り、連日高値を更新している状況です。

ここ数日の高値更新は決算だけでなく、とある【期待】がSBIに込められているからで、皆様はピンと来ているでしょうか?

SBI HDの業績は無難?

上記はSBIの決算書から最低限の情報だけ抜き取ってコインオタクでグラフ化したものです。

左軸は売上高と当期利益を示すもので、単位は100万円です。右軸は配当性向、即ち当期純利益に対して配当金がどれほど分配されているかを示す指標となります。

売上高だけだとピンとこないのでキャッシュフローで資金の流れを見てみましょう。(個人的にはキャッシュフローを最重要視しています)

決算年月日 2014/3/31 2015/3/31 2016/3/31 2017/3/31 2018/3/31
営業CF 29,401 36,197 17,952 -17,952 -33,235
投資CF 16,811 52,305 11,179 2,437 7,881
財務CF 92,538 15,524 76,230 159,467 74,575

同じく単位は百万円です。

あまり決算に興味のない方だと、スルーするかもしれませんが、売上高が上がっているからと言って手放しに喜べる状況にはありません。

むしろ、 企業の根本的価値を見極め、割安だと投資するバリュー投資家だと、「SBI株を買わない」と判断 するでしょう。

それは一体、どのような理由だからでしょうか?

SBI HDは攻めの姿勢!!!

SBI HDはSBI損保、SBI証券、住信SBIネット銀行を抱える持ち株会社(ホールディングス)です。

国内外のベンチャー企業投資、金融業をメインとしており、バイオや暗号資産にも進出しています。

ざっくりですが売上高の7割が金融、2割がベンチャー投資、残りがバイオや暗号資産といった新規事業の構成になりますね。

先ほどの売上高に加え、キャッシュフローを示したのはこのような事業モデルを紐解く上でのヒントになるからで、成熟して安定したキャッシュが入るビジネスではなくSBIのビジネスは先行投資ありきのスタイルをとっています。

NTTドコモやJR東日本といった成熟産業は基本的に顧客基盤が強固なもので、安定して収入が入りその潤沢な資金で新規ビジネスを行うというビジネスモデルです。
そのため、新規ビジネスがなければ株主に積極的に配当を行い、株主に資金を還元しています。ある意味、投資家にも内容が分かりやすいものとなっています。

一方、SBI HDはキャッシュフローを見ても、ここ2年で一気に積極的な投資を行っていることが伺えます。

売上高が好調な中、本業の利益を一般の投資家がピンと来ないバイオや暗号資産の先行投資で消化しています。それでも SBI HDは割り切って資金調達を行い、投資を継続 しています。

ただ、資本は減らしていないことから、うまくファイナンスのコントロールをしながら攻めの姿勢を保っているようです。

170P近くある決算書の中、特別損失を出したバイオにはたった1Pしか割かず、ほとんどを暗号資産関連で盛り上げていたのはさすが、北尾CEOと言ったところです(笑)

ついに動き出す?SBI 暗号資産取引所!?

先日の決算報告で、いつも以上にメディアが集まったのは、「コインチェックはカス中のカス」等の北尾節を期待しているだけではなく、SBIの暗号資産取引所ビジネスへの参入時期が明確化されるのではないか?という期待があったからでした。

実際に、2018年夏に結論を出し、すぐにローンチすることを北尾CEOは公表しました。

SBI HDは2016年11月に SBIバーチャル・カレンシーズという子会社を設立し、暗号資産交換業登録を済ませ、暗号資産「XRP」の試験販売を開始しており、業界関係者からは参入秒読み と言われていました。

大胆な北尾節とは違い、綿密に参入への準備を行っているように見えます。

そんな用意周到に準備を進めてきたSBIだからこそ、コインチェックに対する「カス中のカス」発言があったのでしょう。

実際に、マネックス証券に対しても「信用が失墜した会社の名前をよく残すわ」という旨の絶妙なディスりも忘れずに北尾CEOは発言していました(笑)

リップル(XRP)に社運をかけ、リップル社に次ぐ保有数を誇るほど暗号資産に力を入れていたからこそ、自然と出てきた言葉だったのでしょう、とフォローはしておきます。。

暗号資産も株式投資も自己責任

暗号資産への投資も、もちろんSBI株への投資もコインオタクでは責任を持てません。自己責任です。

しかし、保守的で内部留保ばかり溜め、株主や従業員に還元しない日本企業が多い中、このSBIの【攻めの姿勢】は個人的には応援したい気持ちでいっぱいです。

機関投資家も暗号資産投資をポートフォリオに組み入れる中、 SBIの取引所は業界最安値のスプレッド(手数料)を目指す としています。

我々、一般市民はSBIの頑張りの恩恵に是非とも預かりたいものです。

勿論、受け身ではチャンスはやってきません。

勉強を続けていくことはマストで、暗号資産に興味がある方は、どんどん勉強を継続していかなければなりません。

そう、このコインオタク(Coin-Otaku)で学びましょう!

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