大手取引所Zaifをハッキングした犯人グループを特定へ

そもそも仮想通貨どうなるのNEWS
伊藤健次
伊藤健次(@it0ken)です!

今回は、取引所Zaifのハッキング事件の真相についてレポートします!

特殊専門部隊ホワイトハッカーによってハッキング事件解明へ

サイバーセキュリティ部隊(有志ホワイトハッカー)は、日本大手取引所Zaifでハッキングされた MONACOINに対する有益な証拠を発見した と、公式声明を発表しました。

その専門家部隊は、ジャパンデジタルデザイン株式会社(JDD)の楠正憲CTO(最高技術責任者)、他専門家、大学生ら含む計6人のホワイトハッカーから構成されています。

ホワイトハッカー:コンピュータやネットワークに関する高度や知識や技術を持つ者を指す呼び名である「ハッカー」のうち、特にその技術を善良な目的に活かす方々を指します。

9月中旬にハッカーは約67億円のデジタル資産を盗難しました。

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具体的には、Bitcoin Cash(BCH)およびMonaCoin(MONA)に加えて、5,966Bitcoin(BTC)の被害です。

今日の声明は、盗難されたMONACOINが10月20日にZaifからウォレット送金されたことから、JDDは事件解明に向けて調査をスタートしました。

盗まれた通貨を追跡するために、JDDは地元のサイバーセキュリティチームとセキュリティ会社とタッグを組み、あらかじめマーキングしていた特殊技術を用いて逆探知に成功したのです。

盗まれた仮想通貨の追跡では、仮想通貨ノードを大規模に配備し、ブロックチェーンの静的分析を通じた送金ルートを分析しました。
私たちは、ソースなどの手がかりを得ることができるかどうかをIPアドレスから検証しました。

引用元:https://cointelegraph.com/news/japan-cybersecurity-experts-claim-to-have-made-progress-in-tracking-zaif-exchange-hackers

取引所は以前にも金融庁からセキュリティ面が投資家保護に不十分だとして業務改善命令が発令されていました。

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決死のMONACOINハッキングは換金することが事実上不可能

ZaifでハッキングされたMONACOINをトレース(追跡)する任意プロジェクトが発足しました。
その後、ハッキングされたMONACOINが移動したことから当局へ通報されたというニュースです。

まだ具体的に犯人グループが特定されてはいませんが、ここまで注目されている中で換金することは難しいでしょう。
さらに、対象がMONACOINという世界ではあまり流通していない通貨であり、国内の大口の協力者がいないと出口はありません。

このまま盗難されたMONACOINは凍結されたまま、数年経たないと動かないかもしれません。
少なくともMONACOINの換金目的のハッキングとしては失敗に終わったと言えるでしょう。

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大口ハッキング事件は新規ビジネスの参考になる!?

仮想通貨の大口ハッキングは金銭目的でないことが多いです。

当たり前ですが、取引所が倒産せざるを得ない程の資金をハッキング事件は大々的なニュースになります。

ハッキングをする人物は、そのスキルの高さから短期的な資金が目的ではない可能性が高いです。
その為、出口で待ち構えて犯人を捕まえようとしても、犯人は出口に向かわないので捕まらないケースが多いのです。

愉快犯か?と言えば、目的はちゃんと別のところにあります。

実は、日本の取引所を狙うことでビジネスになることは多いです。

その矛先は新規取引所かもしれないし、損害保険会社かもしれないし、はたまた規制をする政府機関かもしれません。

正しいことは分かりませんが、該当のMONACOINが一方的に上記関係者のウォレットへ送金されればその事実をもとに陥れることも容易です。

つまり、しばらくMONACOINは触らない方が良さそうです。

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