イーサリアムの価格が上昇しない10の理由

通貨NEWS解説
伊藤健次
伊藤健次(@it0ken)です!
今回は、最近話題性のあるイーサリアム(ETH)の価格停滞の理由についてレポートしていきます!

イーサリアム(ETH)の機能性に再評価、価格低迷に繋がっている可能性

イーサリアム(ETH)に対するネガティブな憶測の勢いが日に日に増しています。

今までのイーサリアムの有用性はスマートコントラクトを可能としたプラットフォームを有している点でした。
というのもそれは、ビットコイン(BTC)しかこの世に仮想通貨が無かった時、新しいネットワークを武器とするスマート技術を世にもたらしたイーサリアムのことは誰もが関心を寄せていたのは事実です。

しかし仮想通貨競争が激化している今日において、イーサリアム以外にも多くのテクノロジー技術を有した仮想通貨が誕生しています。

そのため、 イーサリアムから他の新規銘柄に流れているルートが出来てしまっており、価格の停滞が続いているのです。 EOSやNEOやステラやWAVESなど様々なプラットフォームの登場による分散化

以下に価格停滞に起因していると予測できる10の理由を記載します。

1.成長の初期段階評価の多くは、「オカルト・マーケティング」であること

2.元開発者によるアプローチは形骸化され、 ETHガバナンスの信頼性が欠如していること

3.「中央集権化」ブランドのもとに評価されてしまっていること

4.Ethereumネットワーク上で持続可能性が欠如しているため、ETHにペッグされている資産構築は望めないものとされている。
したがって、先物取引等の金融商品において代替商品として取り扱いができないこと

5.ERC20トークンにおいて、全てのユーザーは「GAS」として送金手数料を支払う必要があり、ユーザーにとって負担となっていること

ERC20:ICOを実施するプロジェクトの多くがイーサリアムブロックチェーンを利用しています。
そしてそのプロジェクトの多くがERC20と呼ばれる規格を採用してトークンを発行しています。
GAS:トランザクションやプログラムを実行するのに必要な手数料としてマイナーに支払われます。実際にトークンとして存在しているわけではありません。

6.マーケティングに課題を残していること

7.オーサリング保護が欠如していること

オーサリング( authoring):IT用語で用いられる用語です。
文字や画像、音声、動画などの要素を組み合わせて一つのソフトウェアやコンテンツ作品を組み立てることを指します。

8.競争性に乏しいこと

9.パブリックブロックチェーンプラットフォームに柔軟さが欠けており、限定的な機能であること

10.プルーフ・オブ・ステーク(Proof-of-stake、PoS)は、不確実性を含んだ手順であるということ

PoS:ブロックチェーンネットワークによる分散型コンセンサスの達成を目的とするアルゴリズムの一種です。
一定のランダム性や一部による操作が事実上可能な仕組みとなっており、集権化の側面を持っています。

【Vol.6】コインオタク伊藤のクリプトジャーニー〜イーサリアムは何故20,000円を切ったんですか?〜 (COIN OTAKU)

2018.09.30

イーサリアムはそもそも過大評価されていた!?

イーサリアムが評価されない理由が最近よく話題になっています。
イーサリアムの時代が終わりを迎えているという声も多く聞こえてきました。

テクノロジーの課題やチームの課題(ハードフォーク延期等)など指摘されれば確かにそう思える点を指摘されますが、最も本質をついているのが、上述に記載した「オカルトマーケティングと呼ばれる、そもそも評価されていたのがおかしかった」という事実です。

イーサリアムの次期アップデートの「コンスタンティノープル(Constantinople)」で、イーサリアムのマイニング報酬が3ETH→2ETHに変更を加えるアップデートが実行されます。

引用元:http://vicryptopix.com/eth-slump/

(イーサリアムの最新アップデートに関する記事はこちらです。)

想通貨市場で初期に評価されていた銘柄の多くは、この「初期評価がおかしかった」という再評価にぶつかるリスクは高いです。
今まさに技術・金融・法律・ビジネスの分野のプロフェッショナルが市場に参加してきていることでそれに伴い、正しい評価がされ始めています。

これまで素人の集まりだった市場が成熟するという事は、素人に評価されていた偶像が暴かれるという可能性が高いことを示唆しています。

技術者はICOよりもイーサリアム助成金獲得を目指すべき!? (COIN OTAKU)

2018.10.22

既存社会と仮想通貨相場は別々の観点で捉えていく必要がある

仮想通貨の市場も既存の市場と同じ評価軸で語られます。
ということは既存の市場のルール上で成り立っている仮想通貨が単純に評価される可能性が高いです。

もちろん仮想通貨は必ずしも資本主義の社会で価値を出そうとしておらず、そもそも評価されることを期待していないプロジェクトも多いです。

投資家としては、既存の資本主義社会と仮想通貨市場の両方で利益を取れるようこれら市場さえも俯瞰した目線、思考力を養っていく必要があると考えています。

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2018.03.24