【初心者向け】ネコさんでも解るウォレット〜暗号資産のウォレットとは?何それおいしいの?〜

初心者向け

暗号資産のウォレットとは

暗号資産は管理する方法を誤ると一瞬にして資産を失うこともありえるのです。ただし、基本的な知識があればリスクはほとんど軽減できます。

暗号資産初心者に向けてわかりやすく解説していきます。

猫さん
私お金はポケットにそのまま入れる派なんだけど?
コインオタク伊藤
そんなこと言っている場合じゃないんです。暗号資産を保有するならウォレットは必須です!わかりやすく説明していきますね。

ウォレットってそもそも何?取引所との違い

暗号資産はもちろん日本円のように紙幣があるわけでないので インターネット上かデバイスに保存するしかありません。 

コインオタク伊藤

ウォレットを簡単に説明するとこうなります。

・インターネットやデバイス上などにある暗号資産の口座

・暗号資産を保管する機能のみで購入することはできない

はじめは取引所で暗号資産を購入する必要があります。日本の主要な取引所はCoincheckbitFlyerZaifなどです。

暗号資産の市場が盛り上がっていた2018年1月、CoincheckからNEMという暗号資産がハッキングにより時価約580億円が盗難されたことは有名な事件ですよね。

暗号資産のトレンドが変わった?Coincheck被害を受けた僕が思うこと (COIN OTAKU)

2018.03.25

取引所に保管しておくと秘密鍵が取引所で管理されることになるため、ハッキングされるリスクが高まります。

購入した暗号資産はそのまま取引所に保管しておいてる人がたまにいますが、取引所に置いておくのはリスクがあるのでウォレットに移動した方が良いです。

なぜならインターネットにはいろんな危険性が潜んでいますからね。

・ウイルス

・フィッシングによる盗難

・取引所の破綻やハッキング被害

もちろんこれだけではないですが、いろんなリスクが想定されるわけです。

 

取引所に預けておくのはちょっと危険

取引所は暗号資産を購入するメインの方法になるので、すぐに取引できるという面では便利です。

ただし、 取引所が破綻することやハッキング被害に遭うリスク が常につきまとってきます。

マウントゴックスやCoincheckがその例で、もはや有名な取引所だから安全とかは言っていられないということですね。

取引所に暗号資産を入れておくと入出金の手数料が高かったり送金できない期間が発生したりするので不便なことも起こりえます。

すぐに売買する予定のない暗号資産を取引所に置くのはやめておきましょう。

コインオタク伊藤
取引所で保管するのはなにかと損することが多いことがわかってもらえましたか?
猫さん
じゃあもっといい方法教えなさいよ。

ウォレットの種類【メリットとデメリット】

ウォレットにはセキュリティの良し悪しや保存方法に種類があります。

とにかく保存しておけばいいというわけではなくて、暗号資産の運用方法によって 正しいウォレットを選択する必要 があるのです。

ウォレットには大きくわけて4種類あります。

ウォレットの種類
①ウェブ(オンライン)ウォレット
②ソフトウェアウォレット
③ハードウェアウォレット
④ペーパーウォレット

それぞれのメリットとデメリットを踏まえて解説してきます。

ウェブ(オンライン)ウォレットとは

ウェブ(オンライン)ウォレットとは、インターネット上に保管できるウォレットのことです。

基本的にIDとパスワードを設定するだけで使い始めることができます。どこでもログインできるので便利です。ただし、セキュリティの弱さが懸念されます。

多額の資産をウェブウォレットに置いておくのはNGです。小さい額の暗号資産の保管や入出金に使うのがよろしいかと思います。

サービスの例 取り扱う暗号資産 特徴
Blockchain.info BTC、BCH、ETH、Stellar 日本語対応、世界で人気がある
MyEtherWallet ETH、ETC、ERC20トークン 日本語対応、ICO通貨の保管が可能
Coinbase BTC、BCH、ETH、ETC、LTC ユーザーはbitFlyerの約10倍

Blockchain.infoのように復元機能ががついているものもありますが、 ウェブウォレットの場合は復元できないことがほとんど です。

秘密鍵を忘れないようにしっかりと保管するようにしましょう。

Ethereum(イーサリアム)を保管しておくのに代表的なMyEtherWalletの記事もあります。

実際に利用したい方はこちらも合わせてご覧ください。

イーサリアムウォレットMyEtherWallet(マイイーサウォレット)の作り方と使い方 (COIN OTAKU)

2017.11.18
メリット
取引所のように破綻するリスクがほとんどない

・簡単にウォレットを作れる

・無料で作成できる

デメリット
・サービス自体がハッキングされる恐れがある

・フィッシング詐欺に合う恐れがある

・偽物のアプリが存在する

 

ソフトウェアウォレットとは

ソフトウェアウォレットとは、 パソコンやスマホなどのデバイスにダウンロードして使用 します。

オフラインで管理することができるので セキュリティ面で安心 できます。

ウェブウォレットと違うのはIDやパスワードを自分以外の人(企業)に依存しないため、自己完結することが可能です。

なのでパソコンやスマホがハッキングされない限りは、盗まれるなんてことは起こりにくいのです。

 

ただし、パソコンやスマホが壊れたりすると一瞬にして消えます。。

サービスの例

取り扱う暗号資産

特徴

Ginco BTC、BCH、ETHなど17種 日本企業、モバイル
Bitcoin Core BTC 日本語対応、PC、BTC公式ウォレット
Electrum BTC 日本語非対応、PC
メリット

・ID/PASSを他者に依存しない

ウェブウォレットよりセキュリティに強い

・ハッキングされるリスクがかなり少ない

デメリット
・デバイスが壊れたら一瞬で消えることに

・モバイルは持ち歩くため失くすリスクが多い

 

ソフトウェアウォレットは復元機能がついているものが多いです。

復元パスフレーズという12〜24個の単語によって復元することが可能なので紙に書くなどして厳重に保管するようにしてください

 

ハードウェアウォレットとは

ハードウェアウォレットとは、インターネットにつなげたり、 アプリをインストールしなくても暗号資産を保管できる ウォレットです。USBメモリのような形をしていてその中に秘密鍵を管理しています。

さらに、紛失や故障した際にもパスフレーズされ把握しておけば復元することが可能です。

セキュリティ面では最強のウォレットと言えるでしょう。

 

現時点では、対応している通貨に制限があるので確認が必要です。

(左:Ledger 右:TREZOR)

最も主流なのがLedger(レジャー)TREZOR(トレザー)です。

ふたつとも共通してBTCやBCH、ETHなどの通貨の取り扱いはありますが、LedgerはTREZORに比べて取り扱い通貨が多く、特にRipple(リップル)に対応している点が大きく違います。

TREZORはリップルの取り扱いはないものの、Ledgerに比べて使い方がわかりやすいです。

さらにアカウントを分けることができるので家族や友達で共有することも可能。

 

 ビットコインやイーサリアムしか保存しないという人はTREZOR   リップルなど多種の通貨を保存したい人はLedger 

を選んでおけば間違いないでしょう。

 

メリット
セキュリティ最強!ハッキングされるリスクがほとんどない

・紛失や故障した場合でも復元できる

・長期保有に便利

デメリット
・値段が高い(1~2万円ほど)

・対応していない通貨が多い

・物体として管理する必要がある

ハードウェアウォレットに関しても設定することで復元することが可能です。

紛失した際のことを考えて復元パスフレーズを保管しておきましょう。

ハードウェアウォレットを使うことでかなりリスクは軽減されますが、 実はハッキングされるリスクが全く無いとは言えません。 

これから利用される方はきちんとリスクも把握した上で利用するようにしましょう。

 

ハードウェアウォレットでもハッキングの被害!?そのリスクについて解析 (COIN OTAKU)

2018.02.21

最新情報

ソフトウェアウォレットを開発する日本企業のGincoがハードウェアウォレット「Kinco」2019年上半期に発売するようです。

従来はなかった指紋による生体認証機能を搭載していたり、Gincoアプリと連携できることから使い勝手がよくなるとされています。

今後もGincoのサービスには注目していきます。

 

ペーパーウォレット

 秘密鍵が印刷された紙を持っておくという方法 です。これもウォレットの一種なんですね。

当たり前ですが、インターネットにつながることもないのでハッキングやウイルスに感染するリスクは0です。ある意味最強の保管方法と言えます。

ただ、管理が面倒くさすぎるのは最大のデメリットなんです。火事で燃えてしまうのはもちろん、今どき紙媒体で家の中に保管しておくなんて時代が逆戻りしたみたいですよね。。

メリット
・セキュリティ最強!ハッキングされるリスクがない

・長期保有に便利

デメリット
・管理が面倒くさい

・紛失したら復元できない

 ペーパーウォレットは復元することが不可能 です。

紙を2枚印刷するなどしてリスク回避することしかできないので注意してください。

詳しい特徴や具体的なウォレットの作り方を知りたい方はこちらの記事も合わせてご覧ください。

ビットコイン(Bitcoin)ペーパーウォレットの作り方と使い方 (COIN OTAKU)

2017.12.17

あなたに合ったウォレットの選び方

猫さん
結局どれが一番いい方法なのよ!
コインオタク伊藤
  • 少額or短期保有⇒ソフトウェアウォレット
  • 多額or長期保有⇒ハードウェアウォレットソフトウェアウォレットの併用

これが一番おすすめの方法です!

少額or短期で保有する人はとりあえずスマホにソフトウェアウォレットをインストールしておくのが一番ベストかと。セキュリティ面でも安心できるので細かいことを気にする必要がありません。

少額で保有する人が1万円以上払ってハードウェアウォレットを購入するのは少々足が重たいですからね。

オススメは日本人向けに作られているGincoです。現状では、iOSのみの対応なのでAndroidの方は利用できません。近日リリース予定とのことなので期待。

パソコンとスマホ両方で管理したい人は、多少のリスク承知でウェブウォレットでもいいかと思います。が、あまりおすすめできません。

反対に多額or長期で保有する人は基本はハードウェアウォレットで、短期的に動かす可能性のある通貨はソフトウェアウォレットで管理しましょう。

初心者の方は取引所に暗号資産を置いたままにしている人が多いので、この記事を最後まで読まれた方はぜひ自分に合った管理方法にしてみてください。

しっかり時間を使って自分の資産を守る対策を取りましょう。

DEX(分散型取引所)にも注目

ネコさん
取引所を介さずに個人間のウォレット同士で取引できたら手数料いらないんじゃない?

というのを実現したのがDEX(分散型取引所)です。

正確には少額の手数料で済むという話。

現在の主流は、ウォレットに入れているBTCを売りたいと思ったら取引所に送りますよね。反対に買いたい場合も取引所から買うしかありません。

DEXを簡単にまとめると

・個人間のウォレットで取引できる

・分散型の取引所

・ハッキングのリスクが少ない

・面倒な本人確認などが不要

それを売りたい人と買いたい人を直接つなげるわけです。取引所は不要になります!

さらに取引所を介さないことで盗難やハッキングのリスクも少ないのです。

そんなことならはじめからDEXのシステムにしてほしかったものです。。

DEXは取引所ではありますが、 面倒な本人確認などは不要  ウェブウォレットと同じようにすぐアカウント開設 できます。詳しくはこちらをどうぞ。

取引所を狙ったハッキングの増加で注目度上昇!?分散型取引所(DEX)とは (COIN OTAKU)

2018.02.14

 

さいごに

この記事を読んで自分に合ったウォレットをご理解いただけたでしょうか。

暗号資産を保有するには常にリスク管理が必要になってきます。取引所に暗号資産を保管したままにしている方は、この機会に安全なウォレットに移行することをオススメします。

投資の格言として「卵はひとつのカゴに盛るな!」というものがありますが、 暗号資産もひとつのウォレットに保管しておくのは危険 です。

ひとつのウォレットに保管して暗号鍵を紛失した場合、すべての資産を失うことになるので必ず資産を分散してウォレットを利用するようにしてください。

10月よりCEO伊藤によるオンラインサロンが開設されました。

コインオタク伊藤
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もっと暗号資産のことを詳しく知りたいという方はこちらも合わせてご覧ください。

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