あのICOは今|Huobi Token日本人の取引は可能?

あのICOは今!?

 

ICO調査員

こんにちは、コインオタクICO調査員(@_coin_otaku_)です。

コインオタクでは読者の皆さんから寄せされたご意見から、 「あのICOは今どうなっているのか?」 を、徹底調査してレポートして参ります。

様々な取引所が独自のコインを発行していますが、香港に拠点を置く仮想通貨取引所「フォビ」も「Huobi Token」を発行しています。そのHuobiトークンの特徴や将来性について迫っていきます。

Hubio Tokenの基本情報

通貨名:Huobi Token

通貨記号:HT

発行上限:5億HT

販売時期:1月24日(水)から2月7日(水)まで

販売価格:HT/USDTの価格が1ドルから始まり、リリース後わずか1時間で取引価格が急上昇しました

上場先:Huobi.Pro

公式サイト:https://www.huobi.com/zh-cn/

Huobi Token(ファビトークン)のリアルタイムチャート

  • huobi-token
  • Huobi Token
    (HT)
  • Price
    $1.09
  • Market Cap
    54,705,431.00

Huobi Tokenの特徴

Huobi Tokenの概要

Huobiトークン(HuobiToken/HT)は、2013年に設立され、香港に拠点を置く仮想通貨取引所「Huobi(フオビ)」が独自に発行する仮想通貨(トークン)です。

HuobiトークンはICOは行われず、2018年1月24から2月7日の期間に、ユーザーに無料で配布されました。

期間中毎日11時から配布がスタートしていきましたが、Huobi トークンへの注目度は高く、販売開始とほぼ同時に売り切れてしまうことがほとんどでした。

その盛り上がり様は2月1日15時に通貨ペアでの取引が解禁されたHT発売から1時間後の2月1日16時にはHT/USDTの価格が2ドルとなり、取引からたった1時間で2倍の価値(100%上昇)となったことほどです。

SBIホールディングスとの提携の話は白紙となってしまいましたが、これはHuobiのせいではなく、日本での仮想通貨市場に対する規制が強化されたことから、SBIホールディングス側が提携取り止めを打診して起こった結果です。

すでに取引所にも上場しており、現在はHuobiにおいてのみ、取引所内通貨として売買することが可能です。

また、特徴/用途としては、以下の4点が挙げられます。

  1. Huobiトークン(HT)を支払いに使うことで取引手数料が割引される
  2. HuobiによるHuobiトークン(HT)の買い戻し
  3. Huobiトークン(HT)と引き換えに仮想通貨取引所HADAXでの上場通貨人気投票に参加
  4. 限定イベントへの参加

またHTはERC20という規格に準拠して作られたERC20トークンです。

ERC20(Ethereum Request for Comments:Token Standard #20)とは、イーサリアムと同じブロックチェーンシステムを用いていると言うことで、メリットとして新たにブロックチェーンを作る手間がなく、開発コストもかからないことや、ERC20トークンはシステムが同じであるためウォレットの共有が可能である事が挙げられます。ERC20トークンにはイーサリアムの他にKyber、OmiseGO、EOS、TRONなどがあります。

仮想通貨取引所「Huobi(フオビ)」とは

Huobiトークン(HT)の詳細について確認する前に、仮想通貨取引所Huobiについて確認してみましょう。

Huobiは中華系の仮想通貨取引所です。2013年9月に中国で創業しました。
中国の仮想通貨取引所」ではなく、「中華系の仮想通貨取引所」と表現するのは、本拠地が移転しているからです。2017年10月の中国の取引所規制により、取引を停止せざるを得なかったHuobiは、2017年11月に拠点を香港とシンガポールに移しています。そのタイミングで取引所の名称も「Huobi pro」と改めました。過去の名称から「Huobi」と呼ばれますが、現在「Huobi」と使われた場合には、この「Huobi pro」を指すのが一般的です。

取り扱いコインの豊富さはHuobiの大きな特徴になっています。その数なんと100種類以上もありアルトコインの取引に多く使われています。

違和感はありますが日本語対応もされており、サポートは中国語のみの対応です。

まとめるとこんな感じ


<Huobi.proの主な特徴>

  1. 世界第3位の出来高
  2. 取り扱い銘柄は、100種類以上
  3. 通貨ペアは3種類(BTC/ETH/USDT)
  4. 取引手数料は、0.2%
  5. 様々なアルトコインのレバレッジ取引が可能(リップルやライトコイン、EOSなど)
  6. 日本語対応していて、アプリが使いやすい
  7. チャートが見やすいため取引が簡単

それでは、Huobiトークンの特徴から確認していきましょう。

Huobi Tokenの用途

Huobiトークンは取引所で取引ができることの他に、以下のような特徴があります。

  1. Huobiトークン(HT)を支払いに使うことで取引手数料が割引される
  2. HuobiによるHuobiトークン(HT)の買い戻し
  3. Huobiトークン(HT)と引き換えに仮想通貨取引所HADAXでの上場通貨人気投票に参加

1つずつ見ていきましょう。

Huobiトークン(HT)を支払いに使うことで取引手数料が割引される

他の取引所がそうであるようにHuobi内でHuobiトークンを用いて取引を行うことで、毎月の取引量に応じて取引手数料が割引になります。

現在の割引方法は以下の通りです。

毎月のHuobiトークンの取引支払額に応じて割引率が変動する仕組みとなっています。

2018年11月21日、現在のレート(1HT=137円)でいくと50%の割引を受けるためには12,000HT=1,644,000円となり、莫大な資金で頻繁にトレードを行うような方には向いていると思いますが小資本で中長期保有の方には向いてなさそうですね。

HuobiによるHuobiトークン(HT)の買い戻し

Huobiトークン(HT)の総発行枚数は5億HTです。

これは他の取引所が独自に発行するトークンより比較的発行量が多い方なのですが、5億HTが全て取引所内に配布されるわけではなく、以下のように割り当てられています。

  • 60%(3億):ユーザー
  • 20%(1億):開発チームへのインセンティブ
    毎年2500万HTを発行し、4年間で1億HTを発行する
  • 20%(1億):ユーザー報酬/プラットフォーム運営

また、Huobiは四半期ごとに利益の20%分のHuobiトークンを買い戻すことを発表しています。
買い戻し後、Huobiトークンは「投資家保護基金」に保管され、リスク発生時にユーザーへの賠償等に充てられるようです。

コインオタク伊藤
この仕組みは、投資家にとって非常にメリットがありますね。
 この買い戻しは、市場に流通しているトークンの量を減少させることで、Huobiトークン(HT)の価値を保つ、または上昇させることが目的 であると考えられます。

Binanceでは?

同じく独自のトークンを持つ取引所Binanceは、売上の20%を使って「BNB」を買い戻し、バーンします。市場から存在を消すことで供給量を減らし、価値を維持/上昇させます。Binanceは買い戻しとバーンで、価格を高める。Huobiは買い戻しで価格を上げる一方で、投資家保護基金に保管するという違いがあります。

Huobiトークン(HT)と引き換えに仮想通貨取引所HADAXでの上場通貨人気投票に参加

HT保有者は、新規上場させる銘柄を投票で決めることができます。バイナンスでも上場投票をやっていますね。

Huobiグループのサブブランドに3月1日に新たに開設したHADAXという仮想通貨取引所があります。

HADAXでは新規通貨上場の際に上場通貨をユーザーの投票によって決めるというシステムを採用しています。選ばれた仮想通貨はHADAXに無料で上場できるようになります。

この投票は1票につき0.5HT(現在のレートで約69円)が必要になり、支払い用の通貨としてHubioトークンが用いられます。

通貨はHADAXが選んできたものを投票対象にするのではなく、通貨発行元が資料を作成してHADAXの審査が通ったものが対象とされるシステムを採用しています。

審査は合法性と信頼性の観点で行なわれ、ここで問題がなければユーザーの投票対象になるということです。

ただし、この審査についてはHuobiほどの厳格なものではなく、あくまでも合法性や信頼性という最低限な部分という位置づけになっているので、対象になりうる通貨の幅が広がるというメリットがあります。

これはHuobiの上場審査基準が非常に厳格であり、上場できる通貨の幅が狭まったり、もしくは審査時間が掛かってしまったりという面をHADAXで補完するといえるでしょう。

HADAXで取り扱われているのは 基本的に草コイン です。

草コイン、すなわちアルトコインは昨今の詐欺が多発している状況を踏まえても、しっかりとした情報を集めなければ資産を相当減らしてしまうようなリスクを持っています。

このことからHADAXで取引をするには一定の条件を満たす必要があります。

画像にもあるような”プロユーザー”との文言で一瞬驚いてしまいますが、実は条件自体はそこまで大したものではないのでご安心を。

条件は以下の通りです。

  • 1BTC以上の資産がHuobiにある(1回預ければ大丈夫)
  • Huobiでの30日以上前にトレードしたことがある

以上のいずれかを満たしていれば取引に参加できます。

1BTCを預けずとも少額取引をすれば30日後にはHADAXを使えるようになるのでハードルが高すぎると言うことはありません。

 いずれにせよ、新規通貨上場の投票の際にHubioトークンの需要が高まって価格が高騰することが予想できますね。 

限定イベントへの参加

Huobiポイント限定イベント

HT保有者には、不定期で新たな通貨を配布してくれます(エアドロップ)。「将来的に、チームはHTトークン所有者のためにより多くのメリットを発表する予定です」とのことなので、おそらくHT保有量に応じて、配布量が変動する方式である事が考えられます。

このエアドロップを目当てにHTを保有している人が多そうです。HTを保有/買い増したいと考えるユーザーが多いと、価格が急落しづらいので好材料ですね。

ここまでHuobiトークンの特徴について解説しましたがここからはHubioトークンの将来性について見ていきます。

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Hubioトークンの将来性

Hubioトークンについては投資価値があると、大きく2つの点で判断できます。

HTの用途の拡大

Huobi TokenはHuobi事業の中心

Huobiは取引所の運営だけでなく、様々なブロックチェーンビジネスを始めています。マイニングプールは既に運用されています。

マイニングプールとは?

マイニングプールとはマイナーからなる集団で、協力してマイニングを行って報酬を分割する「プールマイニング」を行っています。大規模なマイニングプールは、その一挙一動が仮想通貨の価格に直接関わってくることもあり、今や無視することができない存在です。

マイニングプールでは、参加したマイナーたちが自分のコンピュータを使ってマイニングし、そのマイニング報酬をハッシュレートなどのマイニング貢献度、すなわち計算量に応じて分配します。現在、ビットコインなどの有名な仮想通貨の場合、個人によるマイニングは採算が合わずに利益が出ないことがほとんどで、マイニングプールのように集団でマイニングした方が効率よく安定してマイニングができます。しかし、その力から開発者と大規模なマイナーとの間で意見衝突が起こることもあります。

コインオタク伊藤
実はこれが、2017年のビットコインとビットコインキャッシュの分裂や市場の大規模な変動へとつながっているのです。

運営元が大手取引所

大手の取引所が発行する仮想通貨であり、その取引所の利用者が増えれば増えるほど、需要が高まり価格が上がっていくことが期待されているからです。

実際に、Binanceが発行しているBNBトークンも、Binanceの利用が増える連れて価格を上げていき、たった半年で50倍以上に高騰しています。

同じように、Kucoinが発行しているKuCoin Shares (KCS)という仮想通貨も、今でこそ価格が下がっていますが、大きな高騰を見せました。

これらは各取引所のトークンを使うことによるインセンティブが多くの利用者に認められた事を表しており、同様の機能を持つHuobiトークンにも期待が持てます。

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他の取引所コインとの比較

取引所が独自のコインを発行することが一般的になりつつある中で、他の有名取引所コインとの比較を行います。

HT BNB KCS
取引所 Huobi Binance KuCoin
取引所拠点地域 香港 香港 香港
発行枚数 5億枚 2億枚 2億枚
買い戻し あり
(四半期ごとに利益の20%)
あり
(四半期ごとに利益の20%)
あり
(四半期ごとに利益の10%)
上場トークン人気投票 あり(HADAX) あり あり
取引手数料割引 あり
(毎月のHT支払額に応じて最大50%OFF)
あり
(BNBで手数料を支払うと50%OFF)
あり
(1,000KCS保有につき1%OFF)

基本的な特徴は同じで、 いずれの通貨も、香港を拠点にした取引所で発行 されています。

発行枚数は、BNBとKCSでは発行枚数が2億枚であるのに対し、Huobiトークンは5億枚と、他の2つのトークンと比較すると多く発行されています。

また、BNBとKCSに関しては四半期ごとに買い戻しが行われ、市場に出回る通貨量を、発行量の50%にあたる1億まで減らすことが予定されています。

Huobiトークンも四半期ごとに買い戻しが行われますが、どのくらいまで発行量を減らすかについては、まだ言及されていません。

先ほど、Huobiからリリースされた取引所HADAXにおいて、上場通貨の投票にHuobiトークンが使用できることをご紹介しました。

BinanceやKuCoinでも上場させる通貨を人気投票で決定するイベントが、開催されています。

HADAXでは投票する人はスーパーノードと呼ばれ、一定の条件(1BTC以上の資産がHuobiにある・Huobiでの30日以上前にトレードしたことがある)が設けられていましたが、BinanceやKuCoinでは、BNBやKCSを保持していれば誰でも投票に参加することができます。

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まとめ

今回は世界最大規模の取引所Huobi.Proが手がけるHuobiトークンについて解説してきました。いかがでしたでしょうか?

様々な取引所が次々と取引所コインを作っていく中で、 大手のフォビ(Huobi.Pro)が新たに配布するということで大きな話題になったこのコイン。 他の取引所にも言えることですが仮想通貨取引所は、もはや取引のみではなく取引を介してあらゆる分野へアクセスすることができるようになりつつあります。将来性という点で言えばかなりのものがあります。これから仮想通貨の分野も法整備が進みより一般化していくでしょう。その波にうまく乗っていけばさらなる需要の拡大を期待できます。

 Huobiに関してもこれからの進展に注目が必要です。 

 

今あなたが持たれているHuobiコイン、またその他のICOトークンをどうすればいいのかわからない、正しい情報と判断力をつけるためにはどうすればいいかわからない。迷われている場合は必ずこちらもご確認ください!

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