Poloniexによる違法取引?PoloniexのBCHABCとBCHSVは架空取引。ハードフォークと架空先物取引は繰り返される

通貨NEWS解説
伊藤健次
伊藤健次(@it0ken)です!

今回は、「大手取引所による不正取引」について解説します!

取引所がハードフォーク前の通貨を保有していない状態で不正取引を実行させる

大手取引所Poloniexは、Bitcoin Cash ABCとBitcoin Cash SVの両通貨をハードフォーク前(保有していない)にもかかわらず、ユーザーに対して架空取引を行なっていたことが判明しました。

Poloniex(ポロニエックス):Poloniexを運営しているのはPoloniex,LLCというアメリカのワシントン州に本社を置く会社です。
設立は2014年で、設立以降本国のアメリカだけでなく、世界中のユーザーに利用されている世界でも最大級の仮想通貨取引所の一つです。
 取引所自体が分裂後の通貨を持っていないにもかかわらず、世界中のユーザーから多額の投資資金を受け入れていた ということになります。

この一連のPoloniexによる動きは、Bitcoinの創始者であるサトシナカモトと名乗るCraig Wrightをはじめ、多くの仮想通貨ユーザーによって批判されています。
Craigによれば、トレーダーがこれらのコインを取引できるようにすることは確実に犯罪であると断言しています。

日本時間11月16日ハードフォーク直後、BCHSV(Bitcoin Cash SV)は約69ドル、BCHABC(Bitcoin Cash ABC)は約470ドルで取引されていました。

Coin.Danceによるデータ調査では、業界内で意見が対峙しており、約70%がBCHABCロードマップをサポートし、約30%がBCHSVロードマップをサポートしているといった状況です。

Bitcoin Cashが実際にBCHABCとBCHSVに分裂(ハードフォーク)しなかった場合、Poloniex取引所そのものが一瞬にして経営破綻する可能性があっただろう。

引用元:Fork Wars: Poloniex Pre-Fork Futures Are a ‘Criminal Offence,’ Says Craig Wright


これに連鎖するかのようにABC派とSV派に真っ二つに別れた各派は相手の通貨を一斉に売り払いを行なっており、仮想通貨市場全体が暴落しています。(2018.11.22現在 BTC4500~4700$)

ちなみにBitcoin ABCをサポートするマイニング会社は、Bitmain、Bitcoin.com、ViaBTC、BTC.topなどです。
一方でBitcoin SVをサポートする企業はCoingeek、NChain、SBI、GMOとなっています。

2018年、ビットコインハードフォークラッシュの予感。2017年よりも激化する分裂騒動 (COIN OTAKU)

2018.02.13

Poloniex上で行われたマネーゲームを契機とした「リスクマネジメント」の再徹底

ハードフォークというのは技術面の言葉でありましたが、いつの間にか金融のシグナルとして大きな要素となってしまっています。

今回のビットコインキャッシュのハードフォークは始まりから終わりまですべてがマネーゲームです。
そして、そのマネーゲームの中には違法性の高い、一歩間違えば市場が崩壊する取引が発生しています。

仮想通貨と言えども、実際にそのデータは存在されます。
Poloniexはまだ存在しない仮想通貨を裏付け無く売買を開始したので、当然何もないので出金も入金も出来ません。
同取引所上で始まったビットコインキャッシュハードフォークへBETするただの悪質な賭け事にすぎません。

今回は無事にハードフォークが完了しましたが、ハードフォーク自体が完了しなかった場合は、投資家は何に投資したことになるのだろうかと一抹の不安だけが残ります。

このようなマネーゲームには乗らないように注意したいところです。
賢い投資家ほど様子見をしています。

そして、このような歴史は繰り返さます。
ビットコイン、ビットコインからの派生コインはこれからも必ずハードフォークを行う場面を迎えます。

賢い選択ができるよう今回の一連の流れはしっかりと覚えておいていただきたいと思います。

ビットコインからBitcoin Private(BTCP)誕生!新たな形のハードフォーク (COIN OTAKU)

2018.02.14

マネーゲーム市場では、無理に介入せずに「様子見」することも大切

チャートが大きく動くときに、市場に参加したいという気持ちは確かに理解できます。
(多くの方がハードフォーク直後の高騰を期待して買い注文が殺到するもの特徴となっています。しかし、空振りもあるのでご注意を!!こちらをご覧ください。)

ただし、その相場には勝ち組も誕生するが当然負け組も誕生することを意味します。

そして、負け組の方が多いのが現状ということは念頭に置いておいてください。

上がるか下がるかではなく、両方の値動きをするのが普通です。
つまり、「上がる」「下がる」の繰り返しがマネーゲームの相場なのです。

もっと言うと、仕掛け人と言われる市場価格に影響力をもつ人達といかに連動させることができるかが重要となってきます。
これは仕掛け人(仕手)でしか勝てない相場になっている(それがマネーゲーム)ため、タイミングがとても大切なのです。
そのため、「しかるべき時まで待つ。」

自らの投資スタイルに「様子見をする」という手法もぜひ取り入れてもらいたいと思います!

ビットコイン(Bitcoin)の分裂・ハードフォーク時の投資術 (COIN OTAKU)

2017.10.27