【情報量日本一位】Filecoin(ファイルコイン)マイニングの仕組み、取引所を徹底調査

あのICOは今!?

 

ICO調査員
こんにちは、コインオタクICO調査員(@_coin_otaku_)です。

コインオタクでは読者の皆さんから寄せされたご意見から、 「あのICOは今どうなっているのか?」 を、徹底調査してレポートして参ります。

私達コインオタク調査員は、プロジェクトに直接問い合わせるのはもちろん、ネットの意見や口コミからレポートを作成しております。中立な立場を保つため、双方の事実・意見をまとめています。

今回はプレセール時に約282億円もの資金調達に成功した、余剰ストレージを貸し借りするプラットフォームを提供するFilecoin(ファイルコイン)です!
Filecoin(ファイルコイン)ヘッドラインニュース
【速報】Filecoin(ファイルコイン)がgo-filecoin o.2.2をリリース

Filecoin(ファイルコイン)がgo-filecoin o.2.2をリリースしました。このリリースは移行サポート、ストレージ、プルーフの適用化に加え、バグの修正とリライアビリティの向上などに重点を置いています。

詳しくはこちらの記事をご覧ください。

 

Filecoin(ファイルコイン)の特徴

・ブロックチェーン上でストレージの貸し借りが出来る

現在全世界のストレージの総容量のうち、50パーセントほどが使われていない状態なため、Filecoinはこの余剰領域を貸し借りする為のプラットフォームを提供。

 

・多額の資金を調達することに成功

ICOプレセール時には、はじめの1時間で1億8600万ドル(約170億円)を集め、合計で2億5700万ドル(約282億円)を集めた。

 

Filecoin(ファイルコイン)の基本情報(12月30日更新)

通貨名 Filecoin

通貨記号 FIL

発行上限 2億FIL

販売時期 2017年9月

Filecoin(ファイルコイン)の公式サイト・SNS一覧

資金を援助している企業にアメリカの企業があるためか、アクセス数もアメリカが一位になっています。

Filecoin(ファイルコイン)の上場先一覧と取引量の多い取引所

LbankGate.ioはどちらも取引規模が大きく、100を超える通貨を取り扱っている中国圏の取引所です。一方、TOKOKは2018年に新しく設立された取引所で、扱っている通貨は45個程度です。取引量が未だそれほど多くはないためか、Filecoinの取引量も常時TOP10に入っています。

また、Filecoinの取引量のうち、およそ85%がLbankのビットコイン建てのFIL6/FIL12/FIL36になります。

Gate.ioではUSD建てのFIL6のみの取引、TOKOKではBTC建てのFIL6の取引になりますので取引の際はLbankがおすすめです。

ビットコイン建のFILは半年ごと、1年ごと、3年ごとのロックで市場内取引が開始されます。3つのロックアップトークンは、3つの取引タイプに対応して、Fil6、Fil12、Fil36という名前が付けられています。資産概要メニューに、対応するトークン資産の数が表示されます。
FILと記載されている場合はFIL6を指しています。公式でもFILと表現しております。 FIL(Filecoin 6-month)は、Protocol Labsによって提案されたIPFS(Distributed Web)の一部である分散ストレージです。 Filecoinネットワークは、世界中の誰もがストレージプロバイダとして参加できるようにすることで、驚異的な規模の経済を実現します。 FIL12・FIL36を上場させるときに区別するためにFIL6と書いています。
コインオタク伊藤
Gate.ioTOKOKでの取引量は全体の1%にも満たないほど少ないため、安定した取引を行うために、Lbankで取引するのが良いでしょう。

Lbankに関する記事はこちらへ

Filecoin(ファイルコイン)の特徴(12月30日更新)

Filecoin(ファイルコイン)の仕組み

Filecoinは誰もがネットワーク上にデータをアップロード、ネット上のデータを管理・入手できる分散型ストレージネットワーク(DSN)です。

端的に言えば、ブロックチェーン上でストレージの貸し借りが出来るプロジェクトとなります

現在全世界のストレージの総容量のうち、50パーセントほどが使われていない状態で放置されているとされており、多くのユーザーがそのストレージに余剰を残しているとのことです。 Filecoinはこの余剰領域を貸し借りする為のプラットフォームを提供します。 

Filecoinはこれまでの中央集権的なストレージサービスと違い、ブロックチェーンの技術を用いることでPeer To Peer(P2P)、つまりユーザー間でデータストレージの為のネットワークを構築する事を可能にしました。Peer To Peer(P2P)方式による取引を実現したことにより、Filecoinの利用者は低いコストで利用でき、ストレージのカスタマイズも簡単に行うことが出来るようになります。マイナーは、余っているストレージを他人に貸すことで余剰のストレージを活用する事が出来ることがメリットとなります。
また、Filecoinでは、ISPベンダーなどの法人もマイナーとして参加できるように整備しています。
3者がそれぞれに利益を出せる構造を想定し、Filecoin経済圏の創造を目指しているのです。

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プレセール時に多額の資金を調達することに成功

上記の様に、Filecoinは、 余剰のストレージを持っていれば誰もがストレージプロバイダーになれる ということで、上場前から多くの注目を集めました。

それを示すかのように、2017年8月11日に開始されたICOプレセール時には、 なんとはじめの1時間で1億8600万ドル(約170億円)を集め、合計で2億5700万ドル(約282億円)を集めたのです。 これは当時のICOプレセール時の調達資金のランキングで2位の記録でした。さらに、当時のプレセールの参加条件はかなり高いものに設定されており、総資産額1億ドル以上の投資家、または年間で20万ドル以上の利益を出した投資家のみに限定されていました。それにも関わらずこれだけの資金を調達したということも、話題を呼んだ要因です。

Filecoin(ファイルコイン)の持つ2種類のマーケット

Filecoinは2つのマーケットを持っており、それぞれ利用用途が異なります。

1つ目は、 ストレージマーケット(Storage Market) です。

ストレージマーケットでは情報をネットワーク上にアップロードしたいユーザーと、逆にオンラインのパソコンやハードディスクの空き容量の一部(=セクター)をデータの保管場所として貸し出すユーザーのマッチングを行います。ユーザーは自分が持っているデータをアップロードすると、そのデータは複製・暗号化・分割されネットワーク上のユーザーに配分され管理されます。分割されたデータのありかはブロックチェーン上の「アロケーションテーブル」で全員に公開されています。また、セクターを貸し出すユーザーは、Proof of Storageを発行しデータを保管していることを証明します。

Proof of Storageとは 一定期間品質を保って情報を保持していることをあらわすもので、データの品質を保証するProof of Replictionと、一定量のデータが一定期間存在していることを保証するProof of Spacetimeから成り立ちます。 Filecoinでは、このProof of Storageを採用しているため誰でもマイニングによって利益を上げることが可能です。さらに多くのユーザーがこれに参加することにより、システムはさらに使いやすくトークン自体も価値を高めていくことができることになります。

2つ目は、 リトリーブマーケット(Retrieve Market) です。

ユーザーは自分があげた情報にアクセスすることができます。分割された情報を一つにまとめられるとアップロード者は自分だけがもつ秘密鍵で情報を閲覧することが可能です。また、データの引き出し時の速さを競って、一番早かったマイナーに報酬が与えられる取引が行われます。

また、それぞれのマーケットはこれらの特徴も持っています。

コインオタク伊藤
1つのプラットフォームの中に2つのマーケットがあるのもFilecoinの特徴であると言えますね。

Filecoin(ファイルコイン)の2つのマイニング方法

Filecoinはマーケットと同様に、こちらも2種類のマイニング方法が存在しています。それぞれのマイナーがやるべきことは以下になります。

 ストレージマイナー(Storage Miner) 

ストレージマイナーは、自分の持つ空き容量の一部(=セクター)をFilecoinに貸し出し報酬としてFILトークンを得ることが可能です。ストレージマイナーはセクターを貸し出すうえで一定期間空き容量がオンラインに存在することを「宣誓」し、担保としてFILトークンをブロックチェーンに送信し、セクターの容量と値段を設定しストレージマーケットで売りに出します。セクターを借りたいユーザーが現れると代金が払われストレージマイナーのもとにデータが転送されます。ストレージマイナーは随時Proof of Storageを発行し自分が情報を保持していることを証明しなければなりません。宣誓が守られない、データが紛失する、オフラインでアクセスできなくなる、などした場合は担保の一部が没収されます。また、データの保有量に応じてブロックの生成を行う権利も得ることが可能です。

 リトリーブマイナー(Retrieve Miner) 

リトリーブマイナーは、分割された情報の破片をユーザーの代わりに集め提供することでFILトークンを得ることができます。アロケーションテーブルをもとに、ユーザーの要求するデータをストレージから引き出します。そして、ユーザーとリトリーブマイナーで交渉が成立するとFILトークンとデータの交換が行われます。その性質上、ストレージマイナーがリトリーブマイナーの役割を果たすことが多いです。

暗号資産のマイニングは多くの場合複雑な計算を行うため演算能力を上げる特殊な機械が必要です。それゆえに、個人単位でマイニングを行うと損をすることも少なくなく結果的に一部の人しかマイニングができないことがほとんどでした。しかし、 FilecoinはProof of Storageを採用しているため誰でもマイニングで利益を上げることができます。 

コインオタク伊藤
多くのユーザーがマイニングに参加することによりFilecoinのシステムはより便利に、トークンはより価値のあるものになるでしょう。

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Filecoin(ファイルコイン)のプロジェクトメンバーと融資パートナー

Filecoin(ファイルコイン)のプロジェクトメンバー

FilecoinはProtocol Labsという会社により運営されています。

社長のJuan Benetスタンフォード大学卒業クラウドストレージネットワークIPFSやFilecoinの創始者であり、モバイルゲーム会社であるLoki StudiosのSTOでもあるという、マルチな人物です。

Filecoin(ファイルコイン)に出資する企業・投資家

融資元にはYcombinator、個人投資家にはNaval Ravikant氏などが存在します。

Ycombinatorはスタートアップアクセラレーターとして様々な企業の設立、スタートアップに関わってきました。代表的な企業としては、同じストレージサービスとして競合するDropboxやICOのプロジェクト進捗を共有する場としても利用されるReddit、ゲーム実況用のライブストリーミングサービスとして何百万人ものユーザーに利用されAmazonが買収したTwitchなどがあり、実に100社以上の企業のスタートアップに成功しました。

Naval Ravikant氏も、企業のスタートアップに多く関わってきた個人投資家であり、現在ではスタートアップ支援を行うAngelListというウェブサイトを立ち上げて多くの企業をサポートしています。

どちらもスタートアップ界隈では有名な企業・人物ということで、Filecoinへの期待度がよくわかりますね。

また、実績もしっかり持っているということも大きな安心材料と言えます。

Filecoin(ファイルコイン)と競合する他のICOとの違い

Filecoinの他にも、クラウド上でストレージを提供するサービスは多く存在しており、代表的なものには、DropboxGoogleDriveなどが挙げられます。また、余剰のストレージを他者に貸し出すサービスとしてもStorj(ストレージ)Siacoin(シアコイン)が類似のICOとして存在しており、競合は多い状況です。

しかし、Filecoinがこれらの他のサービスと違うのは、ブロックチェーンの技術を最大限活用し、Peer toPeer(P2P)による個人間取引でコストを低く抑えているという点です。また、Storj(ストレージ)やSiacoin(シアコイン)といった競合するICOがやや中央集権的なシステムをとっているということで、Filecoinは他のICOとの差別化に成功していると言えます。

Filecoin(ファイルコイン)のロードマップ

ホワイトペーパー上にロードマップは確認できませんでした。

Telegramにて進捗を確認したところ、2019年第一四半期までにはFilecoinのプラットフォームシステムがテスト実装される予定とのことです。この時期にFilecoinの価格が上昇することが期待できるでしょう。

また、メインネットの実装予定は、2019年の夏頃になる予定であるとのことです。

ただし、これまでも進捗予定よりやや遅れ気味にプロジェクトが進んできたことを加味すると、やはり確実に予定通りに進むとは言えないでしょう。(実際に、公式も確実に進捗予定に沿って進むとは限らないことをアナウンスしています。)

Filecoin(ファイルコイン)のまとめ

前述したように、ICO時から大きな注目を集めていたICOなので、期待度は一定以上あると言えます。

さらにプロジェクト内容も、今や誰しもが持っているストレージの余剰領域を資産として他者と貸し借りするというもので、小規模の個人投資家などにもプロジェクトへの共感を得られていることが今後正式にFilecoinがプラットフォームとして運用され始めたときに好材料として働くと考えられます。

後述するメインネットのローンチが最大の山場になるため、その時期に合わせて保有しておくのも良いかもしれません。

 

 

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