Nasdaq Bitcoin、Ethereum流動性指数、正式に世界で発売

国内レポート
伊藤健次
伊藤健次(@it0ken)です!

今回は「Nasduqが発表した最新のデータ」についてレポートします!

Brave New Coin社による新たな価格指数の提供開始

先日Nasdaqは、ブロックチェーンの調査会社であるBrave New Coin と共に、BTC(ビットコイン)とETH(イーサリアム)の 価格指数の提供 を開始しました。

この指数の分析には、市場の安定性・参加者数、変化の程度などが考慮されているため、より細かい時間での指数の提供が可能となっています。これらの指数の名前は、それそれビットコイン流動指数(BLX)、イーサリアム流動指数とよばれ、米ドルからBTCとETHへの為替レートを30秒ごとに更新して指す役割を果たします。また、今回提供されたBLXとELXが統合されることによって、 Nasduqグローバルインデックスデータサービスを使用した新しいデータ が提供されます。

今回の価格指数の提供は、従来の暗号資産が抱えていた問題の1つである急激な 価格の変動を減らすこと ができると考えられています。

市場が十分に準備されていなかった従来の暗号資産は、明確な適正価格が定められていませんでした。そのため、需要や将来の期待によって価格が急激に増加したり下落したりと、保有者にとっては投資するためのリスクが高いケースが存在しました。しかし、今回の価格指数を元に、明確な適正価格が設定されることで急激な価格変動のリスクを減らし、暗号資産の普及させることができると考えられています。

そして、今回の価格指数の提供によって、暗号資産の金融商品としての幅が広がることが期待できるでしょう。

価格指数の課題と今後の投資に必要なツール

伊藤健次
このニュース、 伊藤が解説します。

今浮かび上がっている課題としては、現在指数を発表しているBrave New Coin社が指数を導き出す際にソース元にしている取引所の数が非常に少ないという点が挙げられます。

現在Brave New Coin社が発表している指数というのは、ごく1部の米国証券取引所で発表されている数値だけを元にされたものとなっています。そのため、Brave New Coin社が発表している指数と実際の取引所で発表されている価格の数字の間に乖離が生じるケースが多いことが現状です。

この現状を解決するためにBNC社は、より多くの取引所の数字を集め分析することによって価格指数をより正確に導き出すことが必要でしょう。

今回提供が開始された価格指数を暗号資産への投資を促進へとつなげるためにはグローバル価格の制定による暗号資産の時価の可視化が必要とされています。しかし、暗号資産のインターバンク市場がまだ成り立っていない現状からすると今後も、 継続して指数が実際の数字とは乖離する可能性 があります。

インターバンク市場: インターバンク市場とは外国為替の売買取引をする市場を指します。現状では証権取引所において暗号資産の取引市場はありません。

今後の投資で利益を得るためには、より正確な予想をするためには、正確な情報が欠かせません。

今回、暗号資産の価格指数が提供されたことによって、より安全な投資を行うためのツールがまた1つ増えたのではないかと考えられます。

Points

1.今回より提供が開始される価格指数

2.コインマーケットキャップやCOINGEKOのようなAPIを連携している情報サイトの数字

3.実際に売買する取引所の表示価格、または、板価格

今後投資家はこれらの数字を見て今後の売買を行う必要があるでしょう

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