【イベント参加レポート】TEAMZブロックチェーンサミット、4月6日、7日に虎ノ門ヒルズにて開催!

目次
サミットコンセプト = 従来の金融とブロックチェーンエコシステムの融合
今回開催されたTEAMZブロックチェーンサミットのコンセプトは『従来の金融とブロックチェーンエコシステムの融合すること』とし、日本企業からはLINE、マイクロソフトジャパン、富士通総研、日本オラクル、日本IBMなどのIT業界を代表する5社がブロックチェーンの進展についてパネルディスカッションを行うなど、ブロックチェーン業界に確かな足跡を残しました。
日本と世界の大手企業、金融やIT業界、暗号資産のプロジェクトはもちろんのこと、各国のメディアや投資ファンドなど様々な分野のスペシャリストが集まり、ブロックチェーン技術を活用した現状の課題、そしてブロックチェーンの未来などについて議論されたほか、海外プロジェクトによる日本のユーザー獲得へ向けたブースの設置など、様々なアプローチを通じた魅力的なサミットとなりました。
共催:金色財経(Cointime)、SoarEx、Ps Ex、
スポンサー:XYO、Z-POP DREAM、Trust Exchange、 Coinbene、Bastion Pay、Somesing、NEVULA、MARK.SPACE、Minebest、YYGG、Fight To Fame、Coineal、QTUM、Gubi、CoinCasso、GTP、Starbox
レッドカーペットガラスポンサー:Hublot
多くのキーパーソンによるスピーチ
プレゼンテーション会場では、世界的大企業、暗号資産取引所、プロジェクト等様々な立場のリーダーによるスピーチが行われました。当レポートではその一部を紹介いたします。
Franklyn Richards氏 – ブロックチェーンの価値
サミットはLitecoin HausのCEOであり、Litecoinのディレクターを兼任するFranklyn Rechards氏による「ブロックチェーンの価値」に関するキーノートで始まりました。Franklyn氏はブロックチェーン技術活用とその背景にある目的、これらがどのように他の業界を改善、成長させることができるかについて語りました。
Larry Sanger氏 – 分散型ソーシャルメディアについて
フリー百科事典ウィキペディアの共同創設者であり、新しくEveripediaのCIOとして務めたLarry Sanger氏は、私たちがどのようにして自分のプライバシーを大手ソーシャルメディア企業に失っているのか、および情報を分散させるためにEveripediaの活用について彼の考えを伝えました。
コインオタク伊藤もゲスト出演!
当サミットのパネルディスカッションの一部では、コインオタク伊藤も出演させていただきました!
Blockchain Revolution – ブロックチェーン革命
モデレーターを務め、フィナンシェ共同創業者兼CEOの田中 隆一氏、メタップス ブロックチェーン事業責任者の青木 宏文氏、日本IBMチーフアーキテクトの平山 毅氏、DMM BitcoinのCEOである田口 仁氏、QUOINEのCFOである紺野 勝也氏がパネリストとして参加し、各国の業界関係者の方々と充実した議論を交わすとともに、ブロックチェーン革命と今後の展望について説明しました。
日本ブロックチェーンメディアの未来
さらに、日本の暗号資産メディアを集めたパネルディスカッションでは、Coinpost 編集部の中辻 諒氏、Crypto Times共同創設者兼CEO新井 慎悟氏、NEXTMONEY事業部長の堀口 啓介氏らと共に日本の暗号資産メディアの将来と、大手メディア企業が今後どのようにブロックチェーン業界を躍進していくかの議論もしました。
その他、以下のような興味深いパネルディスカッションが行われていました。
・ブロックチェーンのユーザビリティの向上
・ブロックチェーンを巡る法規制
・ブロックチェーンの可能性 – 利益を追求しないその先にあるもの
Red Carpet Gala
サミットで最も注目されていた「RED CARPET GALA」では、国内外におけるブロックチェーン業界の主要人物が集結し、華やかな雰囲気の中行われました。会場内でスポンサーであるHublotは、ブロックチェーン時計を試作展示する等、ハイブランドとテクノロジーを融合した試みは非常に魅力的でした。また、昨年はほとんどいなかった大手企業の参加者がみられ、ブロックチェーンの社会実装が徐々に進んでいることを実感したという感想が聞かれました。
【予告】TEAMZブロックチェーンサミットの次回開催
TEAMZは、2019年6月13、14日にマレーシアのクアラルンプールで、2020年4月10、11日に東京で再びサミットを開催する予定とのことです。
是非ご期待ください。
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