ウォレット管理の危険性、自己資産を自分で守るためには

レポート
伊藤健次
暗号資産評論家伊藤健次(@it0ken)です!

今回は、「大切な自己資産を守るためのリスクマネジメント」についてレポートします!!

ウォレットのアップグレード事例

暗号資産は、すべて自身の責任下で自己資産を管理、安全性の確保を十分にする必要があります。

しかし、暗号資産を安全に保有しておくことは大変な作業です。
ブロックチェーン分析会社のChainalysisが行った研究によると、 世界で約400万ものビットコインが永久に失われるだろう と試算しているほどです。

ユーザーが自分の資産をオフラインに保ち、それらを危険にさらそうとしているハッカーから遠ざける必要があります。
秘密(プライベートキー)鍵をオフラインで保管するには、主に2つの方法があります。

秘密鍵:暗号資産の暗号セキュリティは主に2つの鍵で管理します。それが秘密鍵(プライベートキー)と公開鍵(パブリックキー)です。秘密鍵は、持ち主のみが唯一管理する番号となっており、銀行の暗証番号のようなものです。暗号化されたデータ検証に用いられ、特にビットコイン取引においては電子署名に使われるほか、送金もこの鍵がないとできない仕組みとなっています。

ペーパーウォレットとハードウェアウォレットです。

前者は誤って捨てられたり、損傷を受けたり、あるいは失われたりする可能性があります。

一方、後者はより安全ですが、結局のところ、ハッカーとのいたちごっこです。
強固なセキュリティも永遠に続くわけではなく、長期的に見ても誤動作、ソフトウェアの障害、あらゆるサイバーリスクにさらされる可能性はあります。

興味深い記事の中で、Wiredの編集者Mark Frauenfelderは、これら2つのシステム欠陥よって3万ドル(約330万円)相当のBTCを失ったと述べています。

プライベートキーが印字されだ紙媒体のコピーが捨てられ、自身の暗証番号を忘れてしまい、所在が分からなくなってしまった。

引用元:Here’s Why Hardware Wallets Aren’t Enough to Secure Your Crypto

最近は多くの企業がウォレットを改良しています。

例えば、金属製のシードストレージデバイスです。
これらは基本的にペーパーウォレットで、劣化しにくい素材で作られており、火事や洪水などの天災においても品質を保つことができます。
長年にわたり、手頃な価格でありながら腐食、高温などに耐えることができるようです。

また他にもスペースグレードのチタン製のペーパーウォレットも登場しており、最高1,665°C(3,029°F)までの温度に耐えることができるそうです。

法定通貨と暗号資産のメリデメを理解しておくことが大切

伊藤健次
このニュース、 伊藤が解説します。

いくら技術が浸透したり、機器の性能が向上したとしても、デジタルデータを扱っている限り何かしらのトラブルはつきものです。
もちろん色々とデジタルデータを保管する策を考え続けることは良いことですが、本質の課題解決にはなりません。

それは、発行主体が非中央集権であるためです。
これは、ビットコインのデメリットの一つであると言えます。
いくら本人が持っていたことを確実に証明できたとしてもそれを取り戻す方法はありません。

一方で法定通貨は各国・一部民間企業が保証しており、保有を認められれば再発行する権利を持っている点が大きな違いとなります。

第48条
日本銀行は、財務省令で定めるところにより、汚染、損傷その他の理由により使用することが困難となった日本銀行券を、手数料を徴収することなく、引き換えなければならない。

引用元:日本銀行法

そのため、100%法定通貨・100%ビットコインという極端な思考はこの際止めるべきであり、それぞれのメリットデメリットを活かしてお金をツールとして使いこなす知識が必要になります。

コインオタクでは、暗号資産のみにフォーカスを当てて情報提供しているのではありません。昨今、世界先進国でも日本人の金融リテラシーの低さが課題となっており、我々は金融知識や投資マインドなど多くの多岐にわたる情報をお届けしています。

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