ネスレとカルフールがサプライチェーンのためのブロックチェーンプロジェクトを開始

レポート

ネスレ、カルフールがIBM社と共同開発の新サービスを発表

先日、世界最大の食品会社であるネスレとフランスの大手スーパーマーケットチェーンであるカルフールがブロックチェーン技術を利用して製造工程を可視化できるサービスの開発を発表しました。

ネスレによれば、このプロジェクトはブロックチェーン技術を開発しているIBM社が進めているIBM Food Trust programとの共同開発を行うと公表しており、完成までには6ヵ月ほどかかると同社は予想しています。

カルフールでは既に似たようなサービスが提供されており、消費者はフランス国内の5360店ある店舗で販売されているマッシュドポテトのパッケージ裏に記載されているQRコードを読み取りURLへアクセスすることにより、原材料として使用されているジャガイモの製造情報・品質管理・保存方法を知ることができます。このサービスにブロックチェーン技術を取り入れることで、 従来のサービスにはなかった商品の製造過程のより詳細な情報を消費者へ提供し、 商品の安全性を伝える形で会社のイメージアップを図ることができます。

今回の合同プロジェクトの狙いとしては、フランスの企業のブランドを利用してブロックチェーン技術の知名度を広めることがあげられます。ブロックチェーン技術によって生産工程から流通工程までにある作業や衛生管理を可視化させ、消費者に生の情報を公開することができれば、 消費者にとってのブランドや技術に対する信頼度が高まり、ブロックチェーン技術のイメージの向上が見込める他、カルフールにとっては販売促進につながる と考えられてます。

ブロックチェーンを利用したトレーサビリティの将来的な必要性とは?

 

伊藤健次
このニュース、 伊藤が解説します。

今回のようなブロックチェーンによる追跡技術を生かした食品のトレーサビリティは確実に世界を変えていくことでしょう。なぜなら、トレーサビリティによって食の安全管理を補う企業の事例が近年増加傾向にあるからです。今回の事例で取り上げられたネスレ社以外にも、ウォルマート社、ドリスコル社、タイソンフーズ社、ユニリーバ社といった大手企業がIBM社のプロジェクトに参画しています。こうした世界に誇る大手企業の動きは。ブロックチェーン技術を使用したトレーサビリティがより活用される風潮を作っていくと考えられます。

そして、将来的にはトレーサビリティを行わない食品は法律で禁止されることもあり得るでしょう

今後の食品生産の問題点として、周りの食品はより安全性の高いものに変わっている点が挙げられます。

しかしながら、これに伴って浮かび上がってくる問題もあります。それはということです。

人の生活の定義は衣食住と呼ばれるように「食」は私達の生活にとってなくてはならない存在です。食を通して健康を維持する思考は、消費者の中で徐々に広まりつつまります。それと同時に安定供給が世界で課題になっています。

さらにハラールフードのような宗教的な食文化やビーガンのような思想的食文化、アレルギーのような身体的食文化などと考えられており、特定の原材料を幅広いジャンルの食品に使用することによって、その食品需要が高まった結果、

そんな中、この問題を改善するために消費量が多い材料を常に安定して供給することが課題となることは間違いありません。

したがって、製造過程の中にある細かなムダを分析することのできる方法の一つである、食のトレーサビリティを普及させいくことが、食品を安定して供給するため必要となるでしょう

コインオタクでは、暗号資産のみにフォーカスを当てて情報提供しているのではありません。昨今、世界先進国でも日本人の金融リテラシーの低さが課題となっており、我々は金融知識や投資マインドなど多くの多岐にわたる情報をお届けしています。

※4月30日までにご登録された方には、2大特典も配布中です。

 

コメントがありません。