「リップル(XRP)東京ミートアップ」参加レポート

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国際送金の革新

2017年11月10日(金)に東京の大手町で開かれた「Ripples XRP Tokyo Meetup」に参加してきました。

ここではリップル社のXRPマーケット部門ヘッド・ミゲルヴィアス氏によるトークセッションのほか、参加者が立食パーティー形式で談笑する時間も設けられるなど、いわゆる「リップラー」にとってはとても有意義な時間を過ごせました。

リップル社からの講演では 「ブロックチェーンを活用した国際送金の革新」 というテーマで、基本的なリップル(Ripple)の仕組みについて説明がありました。

その中身を紹介します。

 

 

ミートアップの趣旨

基本的には金融機関などと連携してイベントを開催することが多いようですが、今回はアジアを中心に投資家らと直に触れ合うという機会創出のために企画されたようです。

一行は韓国ですでに実施し、東京を経た後はシンガポール、香港、フィリピンなどアジアを周る行程であるということです。

 一般の投資家と触れ合うことはもちろんのこと、現地の様子を視察するという目的 もあってのことと言います。

 

リップル社のビジョンとは

一言で 「価値のインターネット」を作ること です。

情報と同じように自由に摩擦なくお金が行き来できる世界を実現する、ということに主眼をおいて活動をしています。

インターネットがここ十数年で急速に発達し、私たちの生活には欠かせないものになりました。

しかし一方で資産性のあるものはそう簡単に送れるわけではありません。
まだまだ便利な世の中にできると確信しています。

そうした先駆けとなることを目指しているとのことです。

 

新たな送金ニーズ

従来のシステムを利用している中で、新たな送金ニーズが生まれています。

具体的には、 継ぎ目なく直接的な国際送金ができること・即時性があること・確実性があること・低コスト であることです。

継ぎ目ない、とは世界中のどこと送金しあっても一本で互いにやり取りができるということです。

世界が同じ基準や仕組みを用いてお金を国際的に行き来させるということです。
これが実現できれば手間が省けるようになります。

よって他の即時性や確実性、低コストも実現できます。

現在の送金ネットワークは、それぞれの手続きが分離されている・送金が遅い・エラーの確率が高い・コストが高い、などといった問題を抱えています。

それゆえに、それぞれの問題点を解決できる新たな仕組みが必要とされているのです。

RippleNet~摩擦のない国際送金経験~

リップル社が開発して、将来の金融システムとして普及することをめざしている仕組みがこの「RippleNet(リップルネット)」です。

結論から言えば、このシステムを使うことで4つの効果があると言います。

①金融システムの標準化

②リアルタイム性を高められる

③確実性が増す

④費用対効果を上げられる

 

RippleNetの参加者

このシステムを構成する参加者は大きく分けて二通りあります。

一つ目は ネットワークユーザー です。
具体的には、事業会社、中小企業、小規模銀行、送金業者です。

そして二つ目は ネットワークメンバー と呼ばれます。
こちらは銀行と送金業者が当てはまります。

それぞれが独立した送金システムを持つのではなく、一つのネットワークを構築して迅速な送金を実現していきます。

RippleNetの進出

今後この仕組みが普及していくと言える根拠について4つの観点から紹介されていました。

伸びしろのある国際送金市場

一つ目は、国際送金が大きく成長する分野であるということです。

日本国内であれば送金手数料は一定額です。
しかし、アメリカに置き換えて考えると、たとえ国内送金であっても手数料が異なり、時にはかなりの額がかかる時すらあります。

ニーズが高まる国際送金はなおのことです。
手数料だけで数千円かかってしまうこともあります。

また送金速度も遅いと言われ、多くの手続きを踏まずとも速く送金できることが期待されています。

既存のインフラでは顧客満足度が低い

二つ目は、既存のインフラが顧客のニーズに応えられていないということです。

一つ目で紹介したように、十分な顧客ニーズがあると言えます。

しかし、既存のインフラではそのニーズに応えるには限界があります。
抜本的な解決策として ブロックチェーンを基にしたRippleNetを整備・普及させていく必要 があります。

リップル(Ripple)が唯一無二の存在

三つ目はRippleが唯一の商用利用実績のある法人向けブロックチェーンソリューションを提供しているということです。

そして、四つ目がリップル(Ripple)は送金に最も適したデジタルアセット

 

これらの点からRippleNetは今後普及していくと期待されています。

 

 

送金するという機能

リップル(Ripple)には「xVia(エックスヴィア)」という機能があります。
この機能によって、 確実性の高い国際送金を実現することができます 

具体的には、ネットワークをまたぐ送金をすることです。

オンデマンドでリアルタイムで送金されるため、速さもポイントとなります。

また、リッチデータもこの機能により送付が可能となります。

エンドツーエンド(end to end)という送受信者を可視化することで改ざんを防ぎます。

さらにはより簡単にアプリケーションのプログラミングができるようになります。

 

送金を処理するという機能

リップル(Ripple)の二つ目の機能として、「xCurrent(エックスカレント)」というものがあります。
双方向がメッセージを送ることによってリアルタイム決済ができます。

従来は送金にあたって、タイムラグがありましたが、リップル(Ripple)ではこの問題をクリアできます。

また、 効率的な処理が行えることもこの機能の魅力の一つとなっています 
これは取引の事前検証が行われることとリッチデータが添付できるということです。

事前検証とは、送付前に取引内容を精査しエラーを減らすという役割を持っています。

リッチデータは従来であれば送るのに処理ができないなどの問題がありましたが、リップル(Ripple)はそうした課題を解決しています。

そして、 送金の確実性が高いという特徴 があります。
取引の事前検証と同様、情報の事前共有が行われるため、確実性が高まるとしています。

加えて、一元的決済をしていることから、複数の機関の間でトラブルが発生することがなくなります。

 

この機能を導入している金融機関は100社を超え、全てがRipple社の顧客となっています。
これにより今後は世界標準になっていくことが予想されます。

 

流動性を調達するという機能

リップル(Ripple)の流動性を調達する機能として「xRapid(エックスラピッド)」というものがあります。
デジタルアセットによって、流動性をオンデマンドで調達しています。

まず、 流動性のコストを削減すること が挙げられます。
具体的には、注文に応じて送金することで取引回数を減らし、ノストロ口座を削減しています。

またリアルタイム送金をすることで、より活発な取引を実現しています。

以下、おおまかな流れとなります。

①金融機関が法定通貨をリップル(Ripple)に返還する
現地の取引所を通すため、金融機関はリップル(Ripple)を保有する必要はありません。

②リップル(Ripple)が送付される
各国の取引所間において、デジタルアセットによりリップル(Ripple)が送受信されます。

③リップル(Ripple)が受け取り側現地の法定通貨に返還される
受け取り側金融機関の銀行口座または現地の国内ネットワーク上で他の行に振り込まれます。

ビットコイン(BIitcoin)との比較

リップル(Ripple)が送金にもっとも適したデジタルアセットであるということを説明するために、メジャー暗号資産のビットコイン(Bitcoin)と比較して見ていきます。

 

リップル・ビットコイン比較表

項目ビットコインリップル
決済時間1時間以上/決済3秒/決済
取引コスト1.88USD/取引0.0001USD/取引
処理速度8件/秒1500件/秒
電力消費量162kWh(20USD)/取引ごくわずか
トランザクション管理49万2000個以上のブロックにより管理3200万の台帳(redger)により管理
承認形式PoW(プルーフオブワークス)PoC(プルーフオブコンセンサス)

質疑応答

ミゲル氏のプレゼンテーションのあとに質疑応答形式で補足説明がありましたので、紹介します。

Q1.いつ私たちを月に連れて行ってくれるのですか。

これは俗にいう価格の急上昇についてのユーモアある質問ですね。
ビットコイン(Bitcoin) をはじめとする多くの暗号資産がその価格を短期間で急上昇させているなか、リップルは時価総額ランキング第3位にも関わらず、20円台で推移しています。
投資家にとっては、いつ価格が上がってくれるのかという正直な疑問です。

これに対し、リップル者側の見解としては、短期の価格変動は気にしていないとしました。
まずは 流動性を高めることにフォーカスしており、金融マーケット上のより多くの機関と提携をしてリップルを普及させることに尽力すること こそが大切だと説いています。

 

Q2.商用利用されていくために必要なことは

もっとも大事なのは規制当局のガイドラインが整備されることだと言います。
デリバティブを増やしていくことやセキュリティを向上させることも必須だとしています。

 

Q3.自社で保有している60%分のリップルはどうするのか。

今後これを使って貸し出しを強化していきたいと考えているそうです。

 

Q4.エスクローはどうなっているのか

年末までに実行する方向で調整しているそうです。市場にリップル(Ripple)をもっと供給していくよう検討中とのことです。

 

Q5.日本の市場をどう見ているか

世界の中でももっとも重要なマーケットの一つだと捉えているそうです。
SBIもあれば、計61行もリップルに参加してることも大きいと言います。
また規制当局もブロックチェーン技術を大いに認めてくれていることも好材料です。
金融庁も非常に友好的であると見ています。

 

Q6.日本のリップラーのことをどう見ているか

リップル社のファミリーと思っているそうです。
主にツイッターなどで応援してくれることには本当に救われると答えていました。
時に厳しく、時に優しくしてくれる日本人は4~5年前から応援してくれていて、一緒にプロジェクトに取り組んでいるつもりと話してました。

ミートアップに参加して

こうしたミートアップへの参加は初めてでしたが、リップラーばかりが集まっている会場の雰囲気にただただ圧倒されたというのが正直な感想です。

数ある暗号資産のひとつとしてしか認識していなかったリップルですが、会社の理念をきちんと聞いてみると、より一層背景を理解でき、今後は世界の金融市場を席巻していくことも十分にあり得ることであると感じました。

今後もリップル社の活動を応援していきたいと思います。

 

 

Rippleについてもっと詳しく知りたい方はこちら

 

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written by 今井徹