【ファクトフルネスで考えよう】暗号資産=逃避先 という固定観念

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こんにちは、サラリーマンベア((@bear_salaryman)です。

関西では台風が通過し、風雨に晒された夜になりました。だからこそ、読書をしてインプットを重ねていきたいですね。

ドイツと中国の直近の経済指標は明らかに景気後退を示し、米国でも2年/10年の国債利回りが逆転し、 リセッション(景気後退) の様相を呈してきていますね。

一方の島国 日本は世界と逆行して「法律で決まったから」と馬鹿の一つ覚えで10月に増税を強行します。

逆イールド(国債利回り逆転)から1~2年以内に景気後退という統計もあるので、確実に日本では2020年下期は【ベア】相場だと予想しています。

と、リセッション入りが濃厚となった昨今、気になったニュースが舞い込んできましたね。

逃避先の地位を失った暗号資産?

ビットコインは資金の安全な逃避先というステータスをあっという間に失った。一部の仮想通貨信奉者がここ数週間そのような位置付けをしていたが、14日には世界的なリスク資産売りの波に飲み込まれた。他の仮想通貨はより大きく値下がりした。ビットコインは今月上旬、米国株が下落する中でも値上がりしていたが、今週は株式相場と足並みをそろえて下落。前週末比で14日までに約14%値下がりした。イーサは14日に一時12%下落、XRPは一時20%急落した。

出典:Bloomberg 2019/08/15 ビットコイン、「逃避先」の地位たちまち失う-米株とともに下落

今までは私含め、ビットコイン(Bitcoin)=デジタルゴールド との認識で行動してきましたが、最近の相場は決してそうではないと判断したように見えます。

一般的に、金と株価は逆相関の関係にあり、株価が下落すると、その逃避先として金が買われ、逆に株価が上昇している時は金を売って株を買うという流れになります。

デジタルゴールドであるビットコイン(Bitcoin)も近年までは金に近いような動きが見られたため、”デジタルゴールド”と呼称されてきました。

【そんなおいしい話はありません】ベア相場で人気が出る金(Gold)に手を出す前に (COIN OTAKU)

2018.12.28

過去記事に寄稿したように、金は工業用や文化的な実需があることに加え、証券化したETFも上場していることから、流動性という観点でビットコイン(Bitcoin)と比較するとその差は別次元です。

今後、リセッション入り確実という情勢の中で、世の中の機関投資家は「現実的に確実に堅実に」流動性の高いキャッシュや国債や金に自らの資産を逃避したと考えられます。

ファクトフルネスで考えよう

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個人的に大変参考になったファクトフルネスから、事実をとらえることにフォーカスする大切さを再認識させられました。

ファクトフルネスとは、ビジネスパーソン界隈で売れているハンス・ロスリング氏のビジネス書で、ビル・ゲイツ氏やバラク・オバマ氏も絶賛したということで世界的に話題になりました。

もちろん、ビジネスパーソンの皆さんはご存知、、、ですよね?(人生は常に勉強ですよ)

ファクトフルネスとは、端的に言うと、 思い込みや過去のイメージではなく、データや事実にもとづき、世界を読み解こうとする習慣 で、これは投資にも間違いなく有用な考え方だと確信しています。

ビットコイン(Bitcoin)=デジタルゴールド という言葉が独り歩きし、機関投資家が堅実な資産逃避先を選んだという事実が世の中では蔑ろにされている気がします。

金との比較は様々な切り口で可能ですが、

・金の実需は年間需要だけで23兆円(約4,000t)、時価総額は810兆円 ⇔ BTCは時価総額ですら19兆円

・金はシュメール文明の紀元前6,000年前から使用 ⇔ BTCは2010年に初取引開始

このように、金と比べるのがおこがましい程の差があるの現状です。

このファクトフルネスを見るに「ビットコインが金に相当する逃避先になった/なる」と叫ぶのは時期尚早ですね。

ただ、ビットコイン(Bitcoin)が10年も経たずして時価総額であのトヨタ自動車に迫るほどになったという事実は、それだけで驚きと称賛に値します。

「勢い」があるからこそ、つい夢見がちな言説も出てしまうのでしょう。

未来は予測不可能

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FX特集と同じ項目で暗号資産が取り上げられつつあるので、一般層にも暗号資産は浸透しつつある?と考えるようになっています。

セキュリティソフトのマカフィーで有名なJohn Mcafee(ジョン マカフィー)氏は2020年末に1BTC=100万ドルに達すると今でも豪語しています。

さすがに「盛り過ぎ」だとしても、少なくとも今の価格には収まらないと予想している専門家は多いです。

ビットコイン(Bitcoin)は供給量が決まっているため、需要が高まるとすぐさま価格に反応します。

ちまたで話題となっているビットコイン(Bitcoin)のETF上場はアメリカ証券取引委員会(SEC)が10月まで審査を延期するなど、現状では実現していません。

ETFが正式に認可され、上場されると「市場のお墨付きを得た」ことで安心して機関投資家も参入することができるでしょう。

ただ、機関投資家のマネーがどれほど流れるかも私には分かりません。

当然、価格が2019年末どれくらいまで上昇するのかも、明確な根拠をもっては言えません。

あくまで予測であって、その予測も「過去の材料」を踏まえているからこそで、時代の変化には完全に対応できないと言わざるを得ません。

だからこそ、ファクトフルネスの視点で、時代の流れにうまくアジャストしていきたいものですね。

それでは!

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