【豆知識】バフェット指数というツール

サラリーマンベア
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こんにちは、サラリーマンベア((@bear_salaryman)です。

もうすぐしたらクリスマスということで、欧米系の金融機関が来年の経済見通しを公表し始めました。

アメリカを含めた【金融緩和のばら撒き】によって、株価や不動産価格、各商品価格は高止まりしています。

一方で、経済格差、貿易戦争は落ち着く傾向を見せず、『本当に指標通りの景況感』なのか?と疑問に思う人は少なくないと思います。

そこで今回は、 実体経済との乖離を示す何らかの指標はないのか? という視点である1つのわかりやすい指標をシェアします。

2020年のアメリカはアンダーパフォーム?

『ビジネスマントランプ』大統領就任以降、賛否両論あるものの、『実行力』をキーにアメリカ経済は絶好調を維持し続けています。

今や生活に欠かせなくなったGAFA(Google,Apple,Facebook,Amazon)と呼ばれるデジタルインフラ企業を抱え、軍事力でも金保有量でも世界のトップを走り続けるアメリカ。

ダウ平均株価やS&P500指数でも最高水準を維持しています。

絶好調は長くは続かないからこそ、弱気派の意見も日に日に大きくなってきています。

このところ弱気派の筆頭格となっているモルガン・スタンレーが17日に公表した2020年に向けた年間見通しをBloombergが伝えている。米国については、株式・社債・ドルが出遅れると予想している。企業収益のピークアウト、相対的な株高、大統領選にかかわるリスクを理由に挙げている。

出典:The financial pointer 11/24 2020年、米市場はアンダーパフォームへ:モルガン・スタンレー

彼らがある種のポジショントークをしている可能性もありますが、逆イールド(短期長期金利の逆転)が発生したり、政治リスクが未だに払拭されないことから、この好調さは来年早々まででは?という意見が増え、大統領選挙前後では何かひと波乱があるとの予測もあります。

盛者必衰の理をあらわす、ということなのでしょうか。

いずれにせよ、アメリカがクシャミをすると世界は肺炎になると言われており、次のXXショックもアメリカが絡むことは間違いありませんので、アメリカの動向は要チェックな訳であります。

バフェット指数というツール

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あの投資の神様、ウォーレン・バフェットが編み出したバフェット指数というものをご存知でしょうか?

サラリーマンベアも、根本的な投資の見方という面で尊敬しているアメリカのウォーレン・バフェットが編み出したバフェット指数は、今の相場が割高か、そうでないかを簡単に測定することができます。

 バフェット指数=全上場企業の時価総額÷名目GDP×100 

 

意外にもあっさりした数式で示すことができます。

非上場の企業もあるじゃん!という意見もありますが、バフェットは資本主義の国、アメリカ生まれなのでそこは、前提条件の違いということで考慮に入れて頂きたいです。

もちろん、日本の株式時価総額は日経新聞社や日本取引所等のHPから簡単に入手することができます。

この指標が示すものは『100%を超えると危険なサイン、高値圏と見なせる』ということです。

バフェット指数を日本の市場に置き換えてみると、最高値146%は1989年、ここ10年のボトムは2011年、そして現在は120%と高値圏にあることが伺えます。

この指標が示す意味

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指標を鵜呑みにするのではなく、どのような意味を持つのか理解しておきましょう。

投資はもちろん、自己責任です。ここで生じた一切の損失の責任は負いかねます。

が、コインオタクの読者の方々には投資やビジネス、勤務先、家庭で成功して欲しい。

だからこそ『魚を与えるのではなく、釣り方をシェアする』スタンスをサラリーマンベアは貫いています。

このバフェット指数も紹介し、暗記してもらうのではなく、それが示す意味、意図を理解頂けると幸いです。

あなたの血となり肉となれば、きっとあなたの経済リテラシーも向上すると確信しています。

さて、このバフェット指数を再掲すると、

バフェット指数=全上場企業の時価総額÷名目GDP×100 でしたね。

時価総額とは現在の企業価値の総和、 企業価値とは投資家達が未来の収益も見越して値付けした価格、つまり期待値 です。

その期待値の総和に対し、経済の生産高であるGDPがどれほどの比率になるかをこの指数は示しています。

いわば、期待値と実体経済の差を示している熱狂指数です。

このように言われると、何だか身近なもののように感じられないでしょうか?

この指標が示す未来とは

今回はバフェット指数を取り上げました。

日本は120%の高値圏。日本はGDPで世界3位の経済大国。(今のところ)

では、中国やアメリカはどうでしょうか?

中国は米中貿易戦争の影響を受け、株価は低迷しているので70%台です。

一方のアメリカは140%台。

こうして見ると、アメリカの高止まり感が突出しています。

一方で指標だけ見ると中国は割安のように見えますが、昨今の香港情勢や米中貿易戦争もあるように地政学的リスクも考慮しないといけないので、手放しに割安とは言えない状況です。

このように1つの指標を見るだけでも様々な見方ができ、非常に面白いです。

今からボーナスで投資スタートや!という方もおられると思いますが、この指標も参考にしてもらえれば幸いですね。

ちなみに世界のバフェット指数は100%を超えています。

100%を超えていると即、危険という訳ではありませんが、何らかの『ショック』があると、、

そのショックがいつ、どこからやって来るか、世界中のほとんどの人は予測不可能です。

それでは!

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