【情報量日本一位】Huobi Token(フオビトークン)の特徴や将来性について徹底調査


Huobiは中華系の暗号資産取引所
取り扱いコインの豊富さはHuobiの大きな特徴になっています。その数なんと100種類以上もありアルトコインの取引。
・ Huobiトークン(HT)で支払うことによって取引手数料が割引される
・HuobiによるHuobiトークン(HT)の買い戻し . Huobiトークン(HT)と引き換えに暗号資産取引所HADAXでの上場通貨人気投票に参加
目次
Hubio Token(フオビトークン)の基本情報
Huobiトークン(HuobiToken/HT)は、2013年に設立されました。 <Huobi.proの主な特徴> リップルに関する記事はこちらへ。 それでは、Huobiトークンの特徴から確認していきましょう。 Huobiトークンは取引所で取引ができることの他に、以下のような特徴があります。 1つずつ見ていきましょう。 他の取引所がそうであるようにHuobi内でHuobiトークンを用いて取引を行うことで、毎月の取引量に応じて取引手数料が割引になります。 また、Huobiは四半期ごとに利益の20%分のHuobiトークンを買い戻すことを発表しています。 このHT保有者は、新規上場させる銘柄を投票で決めることが可能になります。バイナンスでも上場投票をしています。 通貨はHADAXが選んできたものを投票対象にするのではなく、通貨発行元が資料を作成してHADAXの審査が通ったものが対象とされるシステムを採用しています。 以上のいずれかを満たしていれば取引に参加できます。 Hubioトークンについては投資価値があると、大きく2つの点で判断できます。 大手の取引所が発行する暗号資産であり、その取引所の利用者が増えれば増えるほど、需要が高まり価格が上がっていくことが期待されているからです。 取引所が独自のコインを発行することが一般的になりつつある中で、他の有名取引所コインとの比較を行います。 今回は世界最大規模の取引所Huobi.Proが手がけるHuobiトークンについて解説してきました。いかがでしたでしょうか?
通貨名:Huobi Token
通貨記号:HT
発行上限:5億HT
販売時期:1月24日(水)から2月7日(水)まで
販売価格:HT/USDTの価格が1ドルから始まり、リリース後わずか1時間で取引価格が急上昇しました
Hubio Token(フオビトークン)の上場先
Hubio Token(フオビトークン)の公式サイト・SNS一覧
Twitter:103,000 followers
Facebook:6,679 Likes
Youtube:31,000 Subscribed
Telegram:29,959 members
Medium:2,700 followers
Instagram:5,544 followers
となっています。Huobi Token(フオビトークン)の特徴
Huobi Token(フオビトークン)の概要
香港に拠点を置く暗号資産取引所「Huobi(フオビ)」が独自に発行する暗号資産(トークン)です。
HuobiトークンはICOは行われませんでしたが、2018年1月24から2月7日の期間で、ユーザーに無料で配布されました。
期間中毎日11時から配布がスタートしていきましたが、Huobi トークンへの市場からの注目度は高く、販売開始とほぼ同時に売り切れることが多かったです。
その盛り上がり様は2月1日15時に通貨ペアでの取引が解禁されたHT発売から1時間後の2月1日16時にはHT/USDTの価格が2ドルとなり、取引からたった1時間で2倍の価値(100%上昇)となったことほどです。
SBIホールディングスとの提携の話は白紙となってしまいましたが、これはHuobiのせいではなく、日本での暗号資産市場に対する規制が強化されたことから、SBIホールディングス側が提携取り止めを打診して起こった結果です。
すでに取引所にも上場しており、現在はHuobiにおいてのみ、取引所内通貨として売買することが可能です。
またHTはERC20という規格に準拠して作られたERC20トークンです。
イーサリアムに関する記事はこちらへ。
TRONに関する記事はこちらへ。
EOSに関する記事はこちらへ。暗号資産取引所「Huobi(フオビ)」とは
「中国の暗号資産取引所」ではなく、「中華系の暗号資産取引所」と表現するのは、本拠地が移転しているからです。2017年10月の中国の取引所規制により、取引を停止せざるを得なかったHuobiは、2017年11月に拠点を香港とシンガポールに移しています。そのタイミングで取引所の名称も「Huobi pro」と改めました。過去の名称から「Huobi」と呼ばれますが、現在「Huobi」と使われた場合には、この「Huobi pro」を指すのが一般的です。
取り扱いコインの豊富さはHuobiの大きな特徴になっています。その数なんと100種類以上もありアルトコインの取引に多く使われています。
違和感はありますが日本語対応もされており、サポートは中国語のみの対応です。
まとめるとこんな感じ
ライトコインに関する記事はこちらへ。
Huobi Token(フオビトークン)の用途
Huobiトークン(HT)の利点
現在の割引方法は以下の通りです。
毎月のHuobiトークンの取引支払額によって割引率が変動する仕組みとなっています。
2018年11月21日、現在のレート(1HT=137円)でいくと50%の割引を受けるためには12,000HT=1,644,000円となり、莫大な資金で頻繁にトレードを行うような方には向いていると思いますが小資本で中長期保有の方には向いてなさそうですね。HuobiによるHuobiトークン(HT)の買い戻し
Huobiトークン(HT)の総発行枚数は5億HTです。
これは他の取引所が独自に発行するトークンより比較的発行量が多い方なのですが、5億HTが全て取引所内に配布されるわけではなく、以下のように割り当てられています。
*毎年2500万HTを発行し、4年間で1億HTを発行する
買い戻し後、Huobiトークンは「投資家保護基金」に保管され、リスク発生時にユーザーへの賠償等に充てられるようです。
Binanceでは?
同じく独自のトークンを持つ取引所Binanceは、売上の20%を使って「BNB」を買い戻し、バーンします。市場から存在を消すことで供給量を減らし、価値を維持/上昇させます。Binanceは買い戻しとバーンで、価格を高める。Huobiは買い戻しで価格を上げる一方で、投資家保護基金に保管するという違いがあります。
Binanceに関する記事はこちらへ。
Huobiトークン(HT)と引き換えに暗号資産取引所HADAXでの上場通貨人気投票に参加
HuobiグループのサブブランドとしてHADAXという暗号資産取引所が3月1日に新たに開設しました。
このHADAXでは新規通貨上場の際に上場通貨をユーザーの投票によって決めるというシステムを採用しています。選ばれた暗号資産はHADAXに無料で上場できるようになります。
この投票は1票につき0.5HT(現在のレートで約69円)が必要になり、支払い用の通貨としてHubioトークンが用いられます。
審査は合法性と信頼性の観点で行なわれ、ここで問題がなければユーザーの投票対象になるということです。
ただし、この審査についてはHuobiほどの厳格なものではなく、あくまでも合法性や信頼性という最低限な部分という位置づけになっているので、対象になりうる通貨の幅が広がるというメリットがあります。
これはHuobiの上場審査基準が非常に厳格であり、上場できる通貨の幅が狭まったり、もしくは審査時間が掛かってしまったりという面をHADAXで補完するといえるでしょう。
HADAXで取り扱われているのは 基本的に草コイン です。
草コイン、すなわちアルトコインは昨今の詐欺が多発している状況を踏まえても、しっかりとした情報を集めなければ資産を相当減らしてしまうようなリスクを持っています。
このことからHADAXで取引をするには一定の条件を満たす必要があります。
画像にもあるような”プロユーザー”との文言で一瞬驚いてしまいますが、実は条件自体はそこまで大したものではないのでご安心を。
条件は以下の通りです。
1BTCを預けずとも少額取引をすれば30日後にはHADAXを使えるようになるのでハードルが高すぎると言うことはありません。限定イベントへの参加
HT保有者には、不定期で新たな通貨を配布してくれます(エアドロップ)。「将来的に、チームはHTトークン所有者のためにより多くのメリットを発表する予定です」とのことなので、おそらくHT保有量に応じて、配布量が変動する方式である事が考えられます。
このエアドロップを目当てにHTを保有している人が多そうです。HTを保有/買い増したいと考えるユーザーが多いと、価格が急落しづらいので好材料ですね。
Hubio(フオビトークン)トークンの将来性
HTの用途の拡大
Huobiは取引所の運営だけでなく、様々なブロックチェーンビジネスを始めています。マイニングプールは既に運用されています。
マイニングプールとはマイナーからなる集団で、協力してマイニングを行って報酬を分割する「プールマイニング」を行っています。大規模なマイニングプールは、その一挙一動が暗号資産の価格に直接関わってくることもあり、今や無視することができない存在です。
マイニングプールでは、参加したマイナーたちが自分のコンピュータを使ってマイニングし、そのマイニング報酬をハッシュレートなどのマイニング貢献度、すなわち計算量に応じて分配します。現在、ビットコインなどの有名な暗号資産の場合、個人によるマイニングは採算が合わずに利益が出ないことがほとんどで、マイニングプールのように集団でマイニングした方が効率よく安定してマイニングができます。しかし、その力から開発者と大規模なマイナーとの間で意見衝突が起こることもあります。
運営元が大手取引所
実際に、Binanceが発行しているBNBトークンも、Binanceの利用が増える連れて価格を上げていき、たった半年で50倍以上に高騰しています。
同じように、Kucoinが発行しているKuCoin Shares (KCS)という暗号資産も、今でこそ価格が下がっていますが、大きな高騰を見せました。
これらは各取引所のトークンを使うことによるインセンティブが多くの利用者に認められた事を表しており、同様の機能を持つHuobiトークンにも期待が持てます。
他の取引所コインとの比較
HT
BNB
KCS
取引所
Huobi
Binance
KuCoin
取引所拠点地域
香港
香港
香港
発行枚数
5億枚
2億枚
2億枚
買い戻し
あり
(四半期ごとに利益の20%)あり
(四半期ごとに利益の20%)あり
(四半期ごとに利益の10%)
上場トークン人気投票
あり(HADAX)
あり
あり
取引手数料割引
あり
(毎月のHT支払額に応じて最大50%OFF)あり
(BNBで手数料を支払うと50%OFF)あり
(1,000KCS保有につき1%OFF)
また、BNBとKCSに関しては四半期ごとに買い戻しが行われ、市場に出回る通貨量を、発行量の50%にあたる1億まで減らすことが予定されています。
Huobiトークンも四半期ごとに買い戻しが行われます。しかし、どのくらいまで発行量を減らすかについては現在言及されていません。
HADAXでは投票する人はスーパーノードと呼ばれ、一定の条件(1BTC以上の資産がHuobiにある・Huobiでの30日以上前にトレードしたことがある)を求められていました。しかし、BinanceやKuCoinでは、BNBやKCSを保持していれば誰でも投票に参加することができます。
Huobi Token(フオビトークン)まとめ
様々な取引所が次々と取引所コインを作っていく中で、 大手のフォビ(Huobi.Pro)が新たに配布するということで大きな話題になったこのコイン。 他の取引所にも言えることですが暗号資産取引所は、もはや取引のみではなく取引を介してあらゆる分野へアクセスすることができるようになりつつあります。将来性という点で言えばかなりのものがあります。これから暗号資産の分野も法整備が進みより一般化していくでしょう。その波にうまく乗っていけばさらなる需要の拡大を期待できます。
Huobiに関してもこれからの進展に注目が必要です。
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