「ビットコインで退職金支払い」元米大統領候補ポール氏CM出演 ~裏の支配者、国際銀行家と戦う政治家~

元共和党下院議員で米国大統領候補のロン・ポール氏は、ビットコイン(Bitcoin)にて退職金を支払う制度の支持者としてアメリカの CM に出演したことが波紋を呼んでいます。
これは一体どういうことなのでっしょうか!
目次
ポール氏の野望は米ドルをなくすこと
ポール氏は、連邦準備制度(FRB)、死刑制度、所得税、国民皆保険などに反対している、いわば現状のアメリカの制度を改革させようという志を持っています。
中央集権で全てが決まってしまう現状の不公平な世界を変革させようという考えの基と思われます。
ビットコインで退職を受け取る制度も、 暗号資産の「民主主義通貨」というコンセプトに賛同している ようです。ポール氏の最終的な野望は、米ドルをなくしたいと考いるようです。中央が流通量を支配できる通貨では人民の自由はやって来ないと考えています。
ポール氏はGoldco の子会社である cryptocurrency firm(クリプトカレンシー・ファーム)を支持しており、ビットコインベースの退職金受け取りによるメリットを、アメリカ人に強く訴えています。
注目すべきポール氏の発言の数々
ポール氏は以下のように語っています。
「ビットコインが与える様々な選択肢に興奮している。私は、通貨競争を信じており、ビットコインによって広がるサービスの展開をこの目で見ることが出来、喜んでいる。」
「ドルに代わるものがあるだろうし、これもその一つかもしれない。人々がビットコインを使い始めると、ドルの駆逐艦として歴史に残るだろう。」
出典:https://news.bitcoin.com/end-the-fed-evangelist-ron-paul-plugs-bitcoin-ira-for-retirement/
ポール氏は未来が読み切れないほどの可能性を秘めた暗号資産という存在に大きな期待をもっているのがうかがえます。
実際BTC(ビットコイン)は進化を止める事ないく、ハードフォークという手法を使いその名を広め続けています。
ポール氏の過去の発言
ポール氏は過去にこんな発言もしています。
「私たちの自由が目の前から急速に消え続けています。」
出典:https://bittimes.net/news/3995.html
これはとても深い言葉ではないでしょうか。
事実、私たちの世界は、特定の国際銀行家たちによって牛耳られています。
日本でも真実を隠すためのニュースが日々流されます。本当の事は隠され、政府が望む方に国民を誘導しようとしているのです。
銀行を管理しているのは国でなく民間であることを忘れてはいけない
ご存知の方も多いでしょうが、アメリカの中央銀行も、日本銀行も民間銀行です。これは、政府の所有ではなく、特定の民間人が所有しているということなのです。
また、スイスのバーゼル「国際決済銀行(BIS)」も民間企業によって運営されています。
要するに世界で最もパワーのある 通貨発行権は、政府ではなく、民間の特定の支配的権力者たちによって牛耳られている というバックグラウンドがあります。
ポール氏は、一刻も早くこの裏の権力者たちの支配体制を終了させ、民主主義の仮面を被った奴隷的制度から、人民に本当の意味での自由を提供したいと考える人間の一人です。
しかし、数世紀にもわたる支配体制を根幹から覆すのは、人民が考え、立ち上がるしかないでしょう。
「人民の人民による人民のための通貨」である暗号資産が、今後どこまで現状の支配体制に風穴を開けられるか、期待せずにはいられません。
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国内メディアの暗号資産に関する見解はこちら
Written by 酒井 和
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