【逆張りは危険】分散投資の大切さ~日産自動車から学ぶ~

サラリーマンベア
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こんにちは、サラリーマンベア((@bear_salaryman)です。

コロナウイルスはやはり想定通り日本にも拡大しましたね。サラリーマンベアも例年以上に大人しく家にこもる毎日です。

武漢肺炎、コロナウイルスのニュースは皆さん、飽き飽きしているかと思いますが、「毒性は低いが感染力は強い」性質であることが明らかになってきたので、基本を徹底して自己防衛しましょう。

 1番の資本は身体 です。

資産を有していても、健康でないと様々なことにチャレンジできません。

タスクが溜まり過ぎたならば、思い切って放棄して寝るというのも、ある種のデトックスです。

高配当株が一気に低位株(ゴミ株)へ突き進む

世間がコロナウイルスで右往左往している中、高配当株でも有名だったあの企業がやらかしました。

ゴーン元会長体制の下では多額の販売奨励金を積むなどして規模の拡大を進める一方、開発費用を抑えるために新車の開発ペースは落としてきた。日産はこの問題を解決するための取り組みを進めてきたが現時点では実を結んでいない。

出典:Bloomberg WEB 2020/2/13 日産が再び業績下方修正、世界各地で新車販売急減-期末配当ゼロ より

そうです。

あの日産です。

やっちゃった。

技術だけではうまくいかない典型的例でもありますね。(最近は技術力も怪しいですが)

永続して輝くものは無い

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ここ数年で私が投資でやらかした銘柄の1つが日産で、さすがに損切りラインに近付いてきています。

日産自動車はご存知の通り、フランス政府が大株主のルノーの子会社。

調べると色々出てきますが、ルノーと日産の資本関係も特殊、異常と言わざるを得ません。

そんな日産は親会社への「上納金」圧力もあるため余程のことがない限り、配当水準は減らさないと言われてきました。

カルロス・ゴーンが中期経営計画の発表の場でも配当水準に言及するなど、高配当株としてのイメージは揺るがないものになっていました。

カルロス・ゴーン元CEOの逮捕されてもそれは変わらないだろう、というのが相場の認識でした。

しかし、カルロス・ゴーンの映画のような脱走劇と、彼を失った後の競争力衰退は相場の想像以上。

カルロス・ゴーン時代の過大な販売奨励金漬けにより、日産のブランド価値は低下し、市販車だけでなくフリート車(法人車両)にも「安価な自動車」としてのイメージが定着してしまったため、正常化しようとしただけで、稼ぎ頭の北米でも苦戦を強いられました。

V字型回復の典型例として挙げられた企業が今では負け組企業。

株も低位株(一般的に1株100円台)へと突き進んでいる状況です。

分散投資の大切さ

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加えて中国の事実上の経済封鎖により、世界最大の自動市場である中国ですらも不調になっている日産。悪材料のオンパレード。

株式分析の大前提である同業他社との比較でも、以前から「身の丈に合っていない」配当水準は懸念に挙げられていました。

トヨタはホンダは配当性向が30%前後に対し、日産のそれは50%前後。

※配当性向・・・1株当たりの配当金 ÷ 1株当たりの利益(EPS)×100

ルノーへの上納金制約があるため、日産は例外として、株価が下がっても言わば、逆張り的な買いが入っていました。

高配当、安定業種の東京電力が東日本大震災以降、大幅な株価下落に見舞われたように、高配当株だからといって、これらの株に資産をフルベットしていたら・・・・と考えると本当に恐ろしいです。

退職金で一気に株に突っ込む高齢者が本当に多いこと、多いこと。

幸い、私は株式に偏重しつつも中身は分散しているポートフォリオを組んでいたことから、今回の日産のやらかしが致命傷になることはありませんでした。(他がカバーしてプラスを保ち続けています)

改めて分散投資の大切さを噛み締めましたね。

人気=良いもの?

最後に、Zaiオンラインで日々更新されているNISA(非課税枠)の人気ランキングをご覧ください。

そのTOP3は以下の超有名企業でした。(2020/2/10時点)

1.JT(日本たばこ産業)

2.JAL(日本航空)

3.キャノン

出典:Zaiオンライン2020/2/10 【NISA口座】みんなが買っている人気の銘柄は? より

投資に興味がない人であれば、たばこのJTはともかく、それ以外は「大企業、安心」と思う人が大半でしょう。※JTの営業キャッシュフロー創出額は日本屈指、かつ大株主が財務省なのはあまり知られていません

JAL、キャノンは外需リスクに大きく依存し、キャノンの場合は主力事業のカメラやコピー機は衰退しつつあり、またJALもコロナウイルスで当分は低空飛行と言われています。

これらは高配当、株主優待でも人気の企業ですが、買うタイミングを見極めないと、「高い優待品」が家に届くことになるかもしれません。

人気だからと言って必ずしも優れている訳では無いということがよく読み解けるランキングでした。

 

今回も暗号資産に関係ない内容が多かったですが、 人気=良いものではありませんし、分散投資の大切さ をこの日産自動車の事例から横展開できればと勝手に思っています。

そして、今人気のモノも何かしらのきっかけで、一気にその立場を失う。

そんなことはこれから何度もあることでしょう。

永続して輝くものなどない、なので常に自分自身も対応していかなければなりませんね。

 

それでは!

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