「ビットコインはこのために生まれた」米最大手ファンドCEOが仮想通貨買い宣言

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BTC価格の急落を受け、米最大手仮想通貨(暗号資産)投資ファンド「グレースケール」の親企業であるDigital Currency Groupの創業者Barry Silber氏が、「ビットコイン(BTC)を購入する」と宣言したツイートが話題になっています。

世界の株式市場に重大な影響を与えている出来事がおきるたび、その影響は仮想通貨市場にも波及していたが、今回はBTC価格がさらに大幅に下落しました。

このような状況下での強気な姿勢にコミュニティの反応も要因となり、Silber氏は「だからこそ、BTCが生まれた」と述べています。

BTCのホワイトペーパーが発表された2008年は、米リーマンブラザーズの経営破綻に始まった金融危機の真っ只中であり、BTCはこの金融危機を受けて誕生しています。

現在の実経済への影響の大きさから、報道などで「リーマン・ショック」という言葉を見聞きすることが増えてきましたが、各国政府の経済対策も効果が不透明で、仮想通貨相場も沈む現状を、Silber氏は2008年と重ね合わせ、BTCが開発された背景に触れています。

またこの暴落を受けて、米国から亡命中のNSAおよびCIAの元局員エドワード・スノーデン氏は、ビットコインの購入を検討していることを明らかにしています。

コロナショックに合わせるかのようにBTC価格も大幅に下落。デジタルゴールドと呼ばれるなど、資産の逃避先として見られていたビットコインだですが、実際の価格は期待通りとはいかず、その下落の最中にある株式と連動した値動きを見せています。

この動きを受けてスノーデン氏は、投資家らの心理的混乱により今回の下落が引き起こされたと話しています。

短期間での大きなボラティリティが見られる中ですが、ビットコイン支持派からはこのような意見も出てきています。

 

伊藤健次
このニュース、 伊藤が解説します。

 

市場では金融商品の多くの価格はまだ戻りませんが、金(GOLD)とビットコインの価格は足元では回復してきております。

記事にある通り、金融市場が不安定になった時には通貨へ資金が流れます。

しかし、今の世界情勢では国であっても不安が残るため、全ての資金が通貨へ逃避するわけではありません。

そのようなマネーの一部がビットコインへ流れている事は、ビットコインへの評価が当初ビットコインが市場に誕生した時の意図を受け入れられていると評価できます。

短期的な価格の動きでは確定したことは言えませんが、不安定な金融相場は2020年ずっと続くでしょう。

その時、ビットコインの価格が安定または上昇するようであれば、名実ともにビットコインはリスクオフの商品として認識されるようになります。

まだ、安心できる環境ではありませんが、多くの暗号資産関係者が強気の発言をしている通り、金融市場参加者よりも暗号資産市場参加者の方がメンタルは強いと評価できます。

 

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