タクシー会社の大量解雇 運転手「撤回」要求

4月8日、都内のタクシー会社、ロイヤルリムジングループが、新型コロナウイルスの感染拡大を受けて「休業手当を支払うより解雇し失業保険を受け取ったほうが良い」という理由から運転手約600人を解雇したというニュースが報じられ世間からは「美談」と賞賛された。
しかし、11日に一部の運転手が、「受給資格を満たしていない」「解雇ではなく退職推奨をうけた」といった理由から解雇を撤回するよう要求していることが分かった。
タクシー会社が行った大量解雇
運転手が「全員解雇」の撤回を要求
朝日新聞デジタル

このニュース、
伊藤が解説します。
コロナウイルスによる直接的な健康被害以上に、日常の生活ができなくなる雇用の悪化が経済に大きな影響を与えております。
特に、世界経済は「効率」を重視していたため、ひとたびサイクルが止まると多大なるダメージを受けます。
実質1,2か月間の稼働停止でキャッシュフローが回らなくなっている企業はとても多いです。
個人の家庭で言えば、貯金が給料の1か月分満たなかったという事でしょう。
社会保障はあるものの、ここまで急激な経済の冷え込みは予想しておらず、十分な対応が受けられない可能性もあります。
今回はコロナウイルスをきっかけとした経済停滞ですが、数年に1回の頻度でこのような事態は今後も起きる事になるでしょう。
今のうちから自分で生きる力を身に着けておく必要があります。
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