中国、GDPが初のマイナス成長

17日、中国の2020年1月から3月までの実質GDPが、前年同期比6.8%減少したと中国国家統計局が発表した。中国は1992年から四半期成長率を公開しており、GDP成長率がマイナスを記録するのは史上初となる。
中国の実質GDP成長率減少
中国、初のマイナス成長6.8%減
時事ドットコム

このニュース、
伊藤が解説します。
記録的な出来事です。中国の経済成長率は歴史上ずっとプラスでした。
今回のコロナウイルスの影響が非常に大きかったことが伺えます。
また、中国政府の発表する数字は眉唾物と呼ばれているのも事実で、敢えて今回マイナスの発表をしたという事は、コロナの影響として過去の膿出しを行う可能性もあります。
中国経済はいままで虚構の上に成り立っていたと言わざるを得ません。
表に出ない金融機関倒産や不動産の高騰など足元の課題を政府が押さえつけてきたという背景があります。
中国は歴史的にも何度も新しく作られてきた国であり、転んでも立ち直るスピードは速いと思いますが、一度転んだ時に巻き込まれる可能性がありますので、中国で資産形成をされている方は注意が必要です。
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