アリババ、クラウドサービスに3兆円投資

中国の電子商取引会社アリババ・グループ・ホールディングスは、クラウドを用いたオンラインサービスに対して向こう3年で2000億元(約3兆円)を投資することを発表した。
需要増加に伴い投資
クラウド事業に3兆円投資
日本経済新聞

クラウド事業はブロックチェーン技術と大きく関係があります。
キーワードは「5G」と「中国」です。
まず「5G」に関しては、説明する必要もないほど認知度が広がってきました。
新しい通信規格でありこれにより、従来以上のデータ量のやり取りができます。
問題はデータ保管をどこで行うかです。
デジタルという産業が生まれてから人類の課題とも言えるのがデータの保管です。
人間は成人の脳で1ペタバイト(約1125兆バイト)のデータ量といわれております。
それがいまでは70億人いて、必要な情報のみ残し、不必要な情報は消去する(忘れる)という優れた能力を持っております。
ここにきて、デジタルの分野は全てを残し、必要なものを取り出すという考え方で今まで進んできました。
保管できる容量のパンクが間近に迫っております。
そこで大手企業や中国政府などが先行投資としてクラウド事業に力を入れてきております。
ここまでは「5G」に関連する情報です。
みなさん「大手企業」や「中国政府」にデータを管理して欲しいと思いますか?
ここでブロックチェーン技術が役に立ちます。
中国政府も中国にデータを預けたいと考える企業は少ないことを理解しており、直接データを保管しないやり方としてブロックチェーン技術の採用に力を入れております。
正しく運用されることが前提ですが、ブロックチェーンを活用しバラバラになったデータをクラウドで保管することでセキュリティは保たれます。
この新しいブロックチェーンの応用をしっかりと見極めることで次の投資先も見つかります。
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