NY原油価格が初のマイナスを記録

米ニューヨーク原油先物市場は先週末の1バレル=18ドルから暴落し、20日には1バレル=マイナス37.63ドルとなり、史上初のマイナス価格を記録した。
原油価格が激しく下落
原油価格、史上初のマイナス
BBC

このニュース、
伊藤が解説します。
常識が通用しない事態が続きます。
今回の原油先物の価格がマイナス価格についたことで市場は新しい常識を手に入れましたが、実際にリアルタイムで価格を追っていた際には誰もがマイナスになる事は考えておりませんでした。
価格が1ドルを割った後、0ドルになると原油が無料!という喚起が沸き上がりました。
1ドル~0ドルの価格帯で買いポジションを持った方もいるでしょう。
彼らは決して無謀なギャンブルを仕掛けたわけではなく、常識で考えたときに原油の価格が無料になるという事が想像できなかったためです。
その後はご存知の通り、マイナス価格をつけ多くのポジション保有者が損失を抱えました。
その後、各売買プラットフォームによっては様々な対応がありますが、マイナス価格が反映できない証券会社も存在します。
それほど、誰もが予想していない事態が起きたという事です。
投資を始めたばかりの方も多いですが、歴史上類を見ない相場になっており、闇雲に手を出すことは危険です。
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