独ワイヤーカードの前CEOが逮捕、不正会計疑惑を受け

ドイツの決済サービス企業ワイヤーカードの不正会計疑惑を受け、前最高経営責任者であるマークス・ブラウン氏が逮捕されたことが明らかとなった。
独ワイヤーカード
不明金めぐり前CEO逮捕
CNN

その金額は2,300億円です。
まず、ソフトバンクとしては今回の資金的ダメージはなさそうです。
とはいえ、立て続けに資金調達で関連していた企業が倒れるとイメージが悪いですね。
他の出資先も同様に疑われることで、ソフトバンク系の出資というブランドがだいぶ毀損しております。
また、今回巨額の架空計上ということで1企業ができるものではないと捜査のメスが入っております。
確かに19億ユーロ(約2,300億円)はごまかす金額規模を超えております。
2020年度の売上予測が30億ユーロですから、会社の売上の60%が偽装となります。
いくつかのメディアではワイヤーカードは詐欺にはめられたとするものもあります。
そして、このワイヤーカードにショートをかけていたキャピタリストの発言では、不正を疑われながらも市場が買いに走った意味が分からないという至極真っ当なコメントも出ております。
国家ぐるみのマネーロンダリングで、はしごを外されたという可能性があります。
真実は分かりませんが、メディアが取り上げる情報が全て正しいわけではありません。
明らかにおかしいことに対しては自分で納得いくまで調べるという事が必要です。
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