【7月22日放送分】伊藤健次のTwitterLIVE「暗号資産2.0」-【Q&A】【News解説】-

毎週水曜日にある伊藤健次のTwitterLIVE「暗号資産2.0」について、動画編集を行いました。
LIVEを見逃した方は、是非ご視聴くださいませ。
本動画のお題は、直近話題に上がった仮想通貨に関するニュース解説&ユーザーからの質問にお答えしております!
◆1つ目のニュース
FBI、ツイッター乗っ取り事件の捜査を開始
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【ニュース解説】
仮想通貨取引やオバマ前米大統領などのTwitterアカウントを乗っ取り、ビットコイン詐欺を宣伝した事件を受け、米連邦捜査局(FBI)が捜査を開始しました。
【伊藤解説】
おそらく日本人はあまり関係ないと思いますが、この影響としてセキュリティがより強化されることが予想されます。
なのでいくつかのデバイスでログインしたり外部から何度もアクセスすると、アカウントが使えなくなったり消えたりしますのでご注意ください!
◆2つ目のニュース
MUFG、独自デジタル通貨「コイン」を20年度下期に発行へ
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【ニュース解説】
三菱UFJフィナンシャル・グループが、独自のデジタル通貨「coin(コイン)」を2020年度下期に発行する予定であることが分かった。
【伊藤解説】
中央銀行ではなく、民間企業が発行するということで、他のサービスとの互換性はピカイチです。
世の中のデジタルトークンの利便性が向上するのを期待しています。
◆3つ目のニュース
米軍、「仮想通貨追跡ツール」の活用を検討
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【ニュース解説】
米軍が、暗号通貨を利用した犯罪防止を目的とした「暗号資産の追跡ツール」の活用を考えていることが分かりました。
【伊藤解説】
このニュースアメリカの話なんですけど、仮想通貨の追跡ツール繋がりでよくご質問いただくのが、仮想通貨の売買で儲かったら外部にバレるんですか?というものです。これは、追跡できることを前提に考えてください。
追跡できるというのがブロックチェーン最大の利点ですので、詐欺などに安易に手を出さないことが大切です。
◆質疑応答
-日本は自国通通貨建てなのでハイパーインフレは起きないという意見と、日銀がどんどんお金を降っているので通貨価値が下がるという両方の意見がありますが、どっちなんでしょうか?
ハイパーインフレの定義は、ひと月に50%以上価値が目減りすることだそうです。
先進国において経済のバランスはそう簡単に崩れませんし、経済崩壊は他国にも多大な影響を与えます。なので通貨価値が下がることはあっても、ハイパーインフレにはならないと思っております。
ただ、国への経済不安は起こり得ますので、そこは紐付けて考えず別の問題として捉えていただければと思います。
-ICO銘柄の多くはハイパーインフレですか?
もしハイパーインフレになったら、デノミという形で通貨の切り上げをします。実際に約70年前に日本は財産没収をして通貨の切り替えを行っています。
なので、ICO銘柄の中で復活するものもデノミを行います。初期投資家に関しては一回泣いてもらうという形で、打ち切って新しい通貨でやり直して行くと思います。
-ファイルコインマイナーさん以外の業者が今月末か8月頭に、日本向けに新たなプラットフォーム展開するかもという情報を見つけました!ご存知でしょうか?
はい、伊藤も知っています!
ただ、今回のファイルコイン(FIL)に関しては、いろんな会社さんが手を出しておりますが詐欺が多いのでご注意ください。「利回りの高さで選ぶ」とか、そういう選び方はしないようにしてください。
選ぶ基準は人それぞれですが、多大な情報の中から裏付けをとって判断する力が大切です。
-Twitter上ではモナコイン(MONA)が8月頃から本格的な半減期上げが始まり、価格では300円くらいの上昇を見てる人が多いですが、単独での半減期上げは来月から見込めますか?
見込めません!(笑)
というのもこれは銘柄の問題ではなくて、市場の期待値の問題です。
半減期ということで異常に期待値が上がってしまってますが、通常のビットコイン(BTC)が上がるからモナコイン(MONA)も上がるってロジックは通りません。ジャンルも規模もレベルも違います。
やっぱり気をつけないといけないのが出口をちゃんと見ることです。
入る時も出る時もみんな一緒のタイミングだったら、入った瞬間べらぼうに上がって、一気に下がるわけです。なので投機的な買い方は推奨していません。
-チェインリンク(LINK)はいつ頃日本で帰るようになりますか ?
可能性はゼロとは言いませんが、来年ぐらいまでかかると踏んでいます。価格が動きやすいと上げにくいのもあって、日本の取引所に上場させるのはそれなりに時間がかかります。
なので多分上場させるにしても価格が落ち着いてからになると思います。
-BTCが動くとどうしてアルトコインもつられて値動きするのでしょうか?
仕組みが全然わからないです。
以前はビットコイン(BTC)が上がったにもかかわらず、全然価格が動かないトークンもありました。でも今はbotが充実していて、ビットコイン(BTC)の価格が動くとすぐにbotが動いてアルトコインの価格にも影響します。
ただ、この暗号資産の市場においてビットコイン(BTC)と同じ値動きをするものっていうのはホルダーが少ないと思ってください。なのでできるだけ、ビットコイン(BTC)と値動きが違う銘柄でポートフォリオ組んでもらった方がいいと思います。
–ウェブブラウザの一つであるBraveのいいところは、サーバが独立しているという点です。法律に関わらないので、法律が変わってビジネスが断ち切られるということが起こりません。なのでbitFlierの幅広い仮想通貨関連サービスとつなげる形で提供されることになると思います。
-(新型コロナウイルスの)ワクチンの試験が始まり、来月あたりから株式などの市場も含め暗号資産も上向いていくでしょうか?
コロナの感染者が伸びているのに対して、重症患者が減ってたり検査の仕方に問題があるという意見もあります。それはその通りなんですが、経済的な視点と感情的な視点で見方がかなり変わってきます。
薬やワクチンが開発されることで、経済的視点では復活すると思うんですけど、人の命に関わる話ということで今はやっぱり国全体がコロナに敏感で感情的になってますから、来年ぐらいまではこの悲壮感はなくならないかもしれませんね。
-FXが面白くなくなったので、積立に移行したら精神的に楽になった。
いいと思います!自分に合うことをやっていきましょう。
FXはがっつりハマっちゃう人は人生をダメにするパターンもありますので。自分で切り替えたのは非常に素晴らしいことだと思います!
-コインチェックにBATが上場しましたが、どんなコインですか?また、将来的にいくらぐらい上がると思いますか?
BATは先ほどのご質問にあった、Braveというブラウザの会社さんが発行してるトークンになります。このプロジェクトに投資している人たちがかなり影響力のある方々なので、信頼性は高いです。
こうしたブロックチェーンベースに情報を載せているトークンはいっぱいありますが、IPFSの市場は今ちょうど世界各国も着目してますので、是非追いかけてみてください!
-IPFSって過去だとウィニーみたいな話ですか?
概念としては近いですね!
winnyっていうのはデータストレージで対個人でやるんですけど、ブロックチェーンは使ってませんから当然永久的にクラウド上に残りません。
IPFSはそれのデータサーバ版という形です。主に法人利用ですが、個人利用だと個人がノード立ててできるという使い方になります。
-BTCは日本の取引所ならどこが一番手数料安く変えますか?
逆に伊藤よりも皆さんの方がわかると思うんですが(笑)
日本の取引所の手数料は全体を通して高めですよね。
マイナーな取引所の方がやっぱり安くなりますけど、取引所で価格が変わるってよりもタイミングで価格が変わったりしますので、価格が大きく動いてる時にはできるだけ買わない方がいいですね。
-オミセゴー(OMG)がMGOコインに上場されました。以前注目してみてたのですが、伸びていきそうでしょうか?
頑張ってる銘柄だと思います!
TwitterLIVE『仮想通貨2.0』7月22日放送分
仮想通貨市場の情報はナマモノです。。。今回は編集しておりますが、是非リアルタイムでのご視聴を推奨しております。
動画をリアルタイムで見るためには、伊藤健次のTwitterをフォローしていただけますと幸いです。
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