「フィンセン文書」漏洩、2兆ドルのマネロンの黙認発覚

金融犯罪取締ネットワーク(FinCEN)から機密文書「FinCEN Files」が漏洩し、計2兆ドルの不正資金のマネーロンダリングを見逃していたことが分かった。
FinCEN漏洩文書
200兆円超、巨額の資金洗浄を可能にした世界主要銀行と機能しない防止システム
COIN POST

このニュース、
伊藤が解説します。
もちろん、多くの機関投資家はこの巨大なマネロン市場が存在することを認識はしていたでしょう。
重要なのはもうこのスキームが通用しないということが表沙汰になったということです。
そのため、法定通貨に対する安心感は富裕層を中心に180度評価が分かり、法定通貨を銀行に預けるという行為は危険であると認識していることでしょう。
一般の人との認識のズレが大きいですね。
この後どうなるかと言えば、富や価値というものは全て地下に潜ります。
地下に潜ったものは使う時に表にするしかありません。
一つは出口がない富の不正換金が流行することでしょう。
もう一つは闇市の誕生です。
表立って使えない価値であればそれは闇市で使ってしまえば良いということになります。
ここに法定通貨を介さない市場が誕生する可能性があります。
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