東証、システム障害の原因を公表

5日、東京証券取引所が、1日株式売買システム「arrowhead」に発生したシステム障害の原因を突き止め公開した。
調査委を設置
東証障害、システム設定に不備
日本経済新聞

このニュース、
伊藤が解説します。
これは世の中のデジタル化が進めば進むほど影響の範囲は増えることを意味します。
全ての通貨や経済活動がデジタル化した時、その時に起きるシステムトラブルは世界を破壊する爆弾と同じ規模の被害を生むことでしょう。
だからこそセキュリティの意識は非常に大切になります。
止まることのないシステムと言われた東証のシステムも今回は止まってしまいました。
そして、止まったら再稼働すれば全てOKというわけでも無く、起きた損害の賠償や注文をやり直したことの信頼回復などシステムが復旧した後も追われる事後処理の規模は大きいです。
しかし、これは中央集権だからこそできることです。全てをブロックチェーンに置き換えた場合、システムは止まらないかもしれませんが、想定外が起きたときの対応をするのは各個人となります。
今後の東証システム不備に関する対応の結果によって、日本にブロックチェーンの思想が浸透するかどうかを測ることができます。
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