ビットコインキャッシュのハードフォーク BCHN圧倒の展開

日本時間11月16日の未明、仮想通貨ビットコインキャッシュ(BCH)がハードフォークをして、2年ぶりに2つのチェーンに分裂した。
2年ぶりに2つのチェーンに分裂
分裂後の初ブロックはアントプール
COIN POST

当初はビットコインキャッシュノード(BCHN)とビットコインキャッシュABC(BCHABC)という二つのブロックチェーンに分裂をした後、各取引所やマイニングプールがどう対応するか判断が分かれておりました。
ハードフォークから1日経ち、コミュニティの90%以上がビットコインキャッシュノード(BCHN)を支持したことで、各取引所はビットコインキャッシュノード(BCHN)をビットコインキャッシュ(BCH)として取り扱うことを決定しております。
ビットコインキャッシュABC(BCHABC)に関しては非常に小さい勢力となるため、取引所が取り扱いを見送る可能性があります。
結果、今回のハードフォークは特に何も変化はないままことは収束しそうです。
ただし、コミュニティが分裂する騒動は必ず一定のコミュニティ離れが起きます。
その分、ビットコインキャッシュは価値を下げることになりますので、今回のような思想の違いによるハードフォークは歓迎されるものではありません。
また、多くのビットコインキャッシュ保有者も今回の事象はよく分からないというのが正直なところでしょう。
2つ存在している公式サイトも未だ自身を正式なビットコインキャッシュとして主張し合っているため、混乱が生じます。
2020年の米国大統領選のように折れることのない主張はお互いの価値を毀損しますので早急に結論を出して欲しいです。
その他の関連記事
【伊藤が解説します】
ビットコインキャッシュの特徴、今後
COIN OTAKU
【伊藤が解説します】
半減期前の急騰
COIN OTAKU
【伊藤が解説します】
ハードフォーク付与の義務はない?
COIN OTAKU
Related Articles
この記事を書いた人
