リップル社訴訟問題、次の標的はテザー(USDT)か

米リップル社が米証券取引委員会(SEC)から訴訟されたことを受けて、SECの次の標的はテザー(USDT)なのではないかと懸念されてるなか、仮想通貨取引所BitfinexのCTOであるパオロ・アルドイノ氏は上記の説を否定した。
米SECによる仮想通貨訴追
リップルの次はテザー? ビットフィネックスのCTOは懸念に反論
COIN TELEGRAPH

このニュース、
伊藤が解説します。
疑わしいと思われた時点で価値は棄損します。
テザー社の発行する米国ドルステーブルコイン『USDT』もリップルと同様に過去規制当局から厳しい指導対象となっておりました。
もちろんテザー社も主張はあり、市場参加者は結論は司法に委ねる形を取り日常では変わらずUSDTを利用してきました。
ここにきてリップル社への風当たりが強くなると取引所によってはXRPの取り扱いを取りやめるという判断が始まりました。
同様にUSDTも具体的に何か結果が出たわけではないものの、念のため取り扱いを止めようという動きが見られます。
これは銀行の取り付け騒ぎと似ており、噂が真実かどうかが重要ではなく大衆がどう考えているかが影響しております。
暗号資産市場は民意で信頼が成り立っている市場だけにFUD(恐怖・不確実性・疑念)にはとても弱いというデメリットを抱えております。
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