Cポンサービスで利用される実需連動型KOCJトークンの特徴とは?

香港を中心に広告宣伝業を幅広く展開してきたKOCグループが、新たな戦略に打って出た。
KOCグループが昨年、香港・台湾・マレーシア・シンガポールに続く5カ国目として、日本に進出してきたことは記憶に新しい。
今回、東アジア全域を次世代システムでネットワーク化させるために、KOCシンガポールが発行して上場も果たしているKOCJトークンを用いて、新たに資金調達することを発表した。
昨年来よりKOCグループは日本においてCポンというサービス名称で急速に知名度を上げている。2020年末には月9ドラマでも「主演俳優がCポン決済を利用」「Cポン決済の15秒のコマーシャルにも出演」などのブランディングが効果をあげ、ユーザー数がうなぎのぼりに上昇し続けている。
Cポンとは、食べログとPayPayに割引クーポンを組み合わせて、アフィリエイトの機能まで付加して、若者を中心に急速に広がっている広告決済サービスである。
無料でCポンアカウントに登録した参加者は、薄く広く広告費としてコミッションを得られる仕組みになっており、ゲーム感覚の副業としてもたいへん人気がある。
よくあるMLMのような特定負担が一切なく、誰にも迷惑をかけず、誰も損をしない。広めて喜ばれるノーリスクな仕組みになっているところが、このビジネスが支持されている理由だ。
2021年1月18日時点ですでに3万人近いユーザーと300軒以上の加盟店が登録し、実店舗におけるCポン決済も盛んになっている。
年内にはECサイト「Cポンモール」でもオンラインのCポン決済が可能となり、Cポン利用者はオンライン・実店舗問わず、幅広い商品やサービスの決済にCポンが利用できるようになる。
将来的には「東南アジアのKOCグループ全体においても、Cポン決済が導入されるようになる!」という。Cポンを持っていればそのまま海外利用できるわけで、利用者にとっては極めて利便性の高い夢のある話だろう。
オフィシャルWebサイト:
・KOC Japan Inc.
・KOC Singapore Pte. Ltd.