中国とシンガポールの代表者が「中央銀行デジタル通貨(CBDC)」を議論

ダボス会議にて、中国国立金融研究所朱民所長とシンガポール上級大臣らが、CBDC(中央銀行デジタル通貨)についてディスカッションを行ったことが分かった。
ボス会議2021
デジタル通貨(CBDC)の恩恵とリスク
COIN POST

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伊藤が解説します。
CBDCはやるかやらないかではなく、いつやるのかという段階になっており、すでに始まっている国ではスケジュールが公開されております。最も進んでいる中国のデジタル人民元は他国の参考指標として扱われます。
強く反発をする国の方が少なく、どの国もどうやって進めるべきかという規制のかけ方に頭を悩ませている様子が分かります。
今回課題として上がったのは「デジタル通貨の円滑な交換」であり、デジタル通貨が誕生した世界では、マイナーな通貨はすぐに淘汰されてしまうことが予想されます。
CBDCは世界統一通貨が生まれるきっかけになるでしょう。
そして、外貨保有が容易にできてしまう時代において日本円の価値をどこまで維持できるかは今後の課題となります。
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