テスラ社への指摘、ビットコインは環境問題面で相反している

テスラ社が仮想通貨ビットコイン(BTC)を15億ドル(1,583億円)分購入したことに対して、一部は、ビットコインと環境保護を目指すテスラ社とは相性が悪いとの指摘を行った。
テスラ
仮想通貨投資の愚行
日本経済新聞

テスラ社の利益相反の疑いに目を向けられております。
確かに、テスラ社は電気自動車という手前、エコを強く意識しております。
そこにビットコインを保有するというニュースが入ったことでエコなのか?エコじゃないのか?という自問自答が発生しました。
テスラ社としては自らが電力の市場にいるので、今回のようにCO2の削減に対して巨大な投資をし、エコを維持することができます。
しかし、他社はビットコインを活用するという反CO2削減行動に対し、なかなか払拭する術がありません。
ブロックチェーンはPOWという電力を異常に使う承認アルゴリズムである必要はないため、他のプロジェクトがそうしたようにPOWからPOSなど低エネルギー承認アルゴリズムへ変更する可能性があります。
しかし、ビットコインはPOWの成功事例としての価値もあるため、判断は難しいでしょう。
もう一つの側面として、あくまで一時的な熱狂であり、ビットコインがいくら高騰したとしても4年に一度の半減期でマイニングの需要が抑制されるタイミングがあります。
8年もあればPOWのエネルギーコスト問題は自然に解決をする可能性もあります。
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