中国、デジタル人民元対応のATMが登場

中国人民銀行によって市民約5万人を対象にデジタル人民元(CBDC)の配布と運用試験が行われている中国にて、デジタル人民元に対応するATMが誕生したことが分かった。
CBDC実証実験で
中国・北京に「デジタル人民元」のATM登場
COIN POST

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伊藤が解説します。
CBDC専用のATMが登場したことでより一般大衆にとっても身近な存在となりました。
そもそも、キャッシュレス化に成功している中国ではCBDCの普及に対して抵抗は少ないでしょう。
デジタル人民元(DCEP)はまだローカル通過レベルですが、このままの勢いで浸透すれば、外資企業もデジタル人民元を持たざるを得なくなります。
既にSNSをベースにしたキャッシュレス化は進んでいるものの、外国人にとってみれば現地SNSアカウントの利用履歴はほぼ皆無に等しく、デジタル通貨を利用する難易度は高いです。
デジタル人民元の方が新規参入者にとってみれば参加しやすく、デジタル人民元の成功は経済回復の大きな役割が期待できる最優先事項として中国政府に取り扱われております。
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