ICOとIPOの違い

初心者向け

ICOとIPOの違いを徹底解説!

 

株式市場の新規公開株のことをIPOといい、「Initial Public Offering」の略です。
暗号資産市場では、新規公開通貨はICOと呼ばれ「Initial Coin Offering」 の略となります。
ICOとIPOの違いを一覧表にまとめたので参考にしてください。銘柄を売買できるようになること以外、全く別物ということがわかると思います。

ICOとIPOの違いには様々なものがありますが、その中でも特に大きな違いは第三者機関がチェックするIPOは非常に厳格なものであるのに対し、ICOは逆に事業者主体であり、第三者機関の確認がなく、非常に緩いものです。

ICOでは過去に「EOS」という銘柄がありましたが、ホワイトペーパーに「トークンの使い道がない」と明確に書いても購入者が続出し、ICOに警笛を鳴らす案件となりました。

要するにICOに審査基準などほぼないに等しいののが現状でしたが、これからどんどん規制の波が押し寄せるでしょう。近頃、米国のICOでは、所得の証明書、パスポートのコピー、プロジェクトへ賛同するための論文などの提出を求めるICOもあるほどです。

IPOの審査も簡単に記載します。
IPOまでの期間だけでも3年前後はかかると言われています。
上場コストはおおむね計4千万円~5千万円の費用が必要になります。

IPO審査は、証券会社の審査と取引所の審査に区分されます。要するに両者の審査にパスしなければ上場は実現しないのです。

 

① 証券会社の審査

証券会社の審査は、中間審査と最終審査に区分されます。
最終審査では、上場会社としての体制整備が十分であるか、業績が順調か等が確認されます。また、経営者面談、監査役面談、会計士面談がなされます。
最終審査終了後、証券会社内部の審査がなされ、新規上場の推薦を行う決定を行います。
証券会社の審査が終了したら、取引所の審査に移ります。

 

② 取引所の審査

審査の内容は、証券会社の最終審査とほぼ同様ですが、短期間で実施されることや、改善事項が発生した場合は、改善期間が確保できないため、上場延期または申請の取下げとなることがあります。

 

ICOが、IPOに比べて非常に緩い審査基準で行われてきたことは、理解いただけたかと思います。ICOがチャンスなのは、優良銘柄を申し込んだ方々が手にできるということです。しっかりと起業を分析、チェックすることで、資産を守ることが出来るのです。しかし、今後、IPO同様に厳正な審査が導入され、抽選になる可能性もあるので、ここ数年の金融庁の動向も常にチェックしていきましょう。

 

Written by 酒井 和

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