テザー社が資産の裏付けに関する報告書を公開

ステッカーテザー(Tether/USDT)を発行するテザー社が、発行されたコインが裏付けていることを証明する報告書を公開した。
仮想通貨USDTの裏付け資産
テザー社が報告書を公開
COIN POST

このニュース、
伊藤が解説します。
しかし、多くの決済プラットフォームでUSDT決済は採用を見送られる傾向があります。
その原因の一つが、資産の裏付けが不透明という点です。
今回の発表では発行済みUSDTに対して十分な資産の裏付けがあることが証明されておりますが、なかなかテザー社のグレーな印象は回復しません。
暗号資産決済といえば、一般的にはビットコインが妥当であると認識されておりますが、本来であれば、USDTやXRPなどの決済特化型の暗号資産の方が適しております。
しかし、USDTやXRPは規制当局から常に目をつけられており、民間企業は容易に手を出しにくい状況が続きます。
何かしら意図があってのことかもしれませんが、暗号資産決済の銘柄にビットコインが採用されているうちは暗号資産決済が十分市場に浸透することはないでしょう。
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