金融庁、金融所得課税に損益通算を認める可能性

金融庁は、金融所得課税に関して損益通算を認める可能性があることを明らかにした。
仮想通貨税制は?
金融庁、金融所得課税について見解を表明
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伊藤が解説します。
根底にあるのはコロナ禍の影響による税収激減に対応するためです。
当然税率は今までよりも高くなると考えられますが、現在議論されているのは税率のアップではなく、税回収率の向上です。
いま取りきれていない税金を正しくしっかりと取ることで税率を変更することなく税収増加を見込むという形です。
北風と太陽の童話のように罰則を厳しくするのではなく、税金を支払った方がメリットが大きいという形になります。
残念ながら今回の議論に暗号資産の税制変更の話題は盛り込まれておりませんが、近い将来暗号資産の納税も優遇される可能性はあります。
それは税率の変更ではなく申告することによる損益通算の適応などの優遇措置になりそうです。
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