ステーキングの文化を広げたい!Cardano Community SPO JAPAN GUILDのご紹介【寄稿】

こんにちは!
Cardano Community SPO JAPAN GUILD代表のBTBF(@btbfcorp)です。
SPO JAPAN GUILDとは?
我々は、カルダノプロジェクトでのADAステーキングにおいて、ステークプールを運営するオペレーター(以後、SPO)を日本中に増やし、カルダノネットワークのさらなる分散化を促進する目的で活動しております。
昨年8月のShelleyハードフォーク後、カルダノではステーキングがスタートし、皆様が保有しているADAをカルダノステークプールに「委任」することで、年利5%前後の報酬を得られるようになりました。
ステークプールの存在意義とは?
ステークプールはノードネットワーク世界中に形成し、カルダノブロックチェーン上でのブロックを生成する役割を担います。そして、数あるブロックチェーンプロジェクトの中で最も分散化するネットワークを目指しております。
カルダノは、エディンバラ大学などと研究を開始してから5年の歳月をかけて、100件以上の論文を発表してきました。
セカンドレイヤーソリューション「Hydra」ではスケーラビリティ問題を解決し、処理能力を大幅に向上させます。この規格を各プールが導入することで、1プールあたり1秒間に約 1,000 TPS を処理できるようになります。単純に計算すると、1000個のステークプールがHydraを導入することで、1秒あたり1,000,000TPSの処理が可能となり、現在のクレジットカードの決済処理能力を大幅に更新します。
この事からも、カルダノ分散化を促進することでネットワークセキュリティの強化、スケーラビリティの向上などが期待できます。
カルダノのコンセンサスメカニズムは独自開発のウロボロスPoS(Proof-of-Stake)を採用し、ADAホルダーの皆様からの委任によって、ブロック生成チャンスを割り当てられ報酬を得ることができます。
委任を得るためには、自身のプールの特徴や想いなどをコミュニティに対し宣伝し、有益な情報発信などを行うことで委任を集める機会を得ることができます。
日本におけるSPOの課題
一つの大きな課題は、英語です。
カルダノでは分散化を促進するため、プール運営の参入障壁を限りなく低く設定し、どなたでもご参加頂ける環境が整っております。しかしステーキングが開始された2020年8月時点では日本語での構築マニュアルは存在しておらず、一から翻訳し不明な点は海外のSPOに英語でコミュニケーションをとりながら、必死の思いでステークプールを構築しました。
この状態ではなかなかSPOにチャレンジする日本人が増えないという危機感と、当時日本においても数名のSPOが活動されておりましたが、「分散化」という意味ではまだまだ進んでおらず、その状況を変えるべく日本語マニュアルおよびコミュニティの整備に着手しました。
現在ではSPO JAPAN GUILDコミュニティから50以上の日本人SPOが誕生し、健全なプール運営と情報発信者が増えており、コミュニティの活性化を促進しております。
トークン保有者のプール選びも分散化に繋がる
SPOはブロックを生成することで報酬を得ることができますが、皆様からの委任量に応じてブロック生成チャンスを割り当てられます。
当然、ブロック生成が無い場合は報酬を得ることができないため、サーバー代などの固定費を捻出するために、安定したプール運営を継続することが困難となっております。
委任量の少ないプールにステークすることで、SPOの活動を応援し、かつカルダノ分散化にも貢献する形となります。
SPO JAPAN GUILDでは、日々最新情報を共有し健全なプール運営活動を行っております。そして、委任者様に安定した報酬をご提供するよう努めております。
SPO JAPAN GUILDプール一覧
SPO JAPAN GUILDホームページ(現在制作中)
カルダノコミュニティを盛り上げるために、今後数回にわたってニュース解説の寄稿を行いますので、どうぞ宜しくお願い致します。
(文・画像)
X-StakePool[XSP/XSP2] オペレーター BTBF氏 (@btbfcorp)
ステークプールオペレーター、SPO JAPAN GUILD運営、Cardano Japan Developers Guild、コミュニティツール開発・サポート・翻訳、ドバイクリプトバレーにおけるブロックチェーン情報発信