大手カストディFireblocks、80億円相当のイーサリアムのアクセス権喪失

ステーキングプラットフォームStakeHoundが、大手仮想通貨カストディ企業Fireblocksに対して、38,178ETH(約80億円)のイーサリアムのアクセス権を喪失したとして告訴した。
委託されたイーサリアム80億円相当のアクセス権喪失か
大手カストディFireblocksが告訴される
COIN POST

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伊藤が解説します。
業務としてライセンスを保有するカストディ会社が顧客の暗号資産約80億円相当を紛失するという事態に陥りました。
原因は人為的ミスです。
これまでも人為的ミスにより大きなお金が失われるという事件は暗号資産以外の産業でも起きておりました。日本で有名なのはジェイコム株騒動です。
ジェイコム株騒動は一部の企業は利益を戻すという対応をしましたが、暗号資産は一度失ったらもう取り戻すことができません。
金額規模も大きく、根本的な原因の払拭も難しいため、カストディであったとしても資産が必ず担保されるわけではないということは意識しておいた方が良いでしょう。
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