【伊藤が解説します】コインベースNFT、全ユーザーに解禁

米大手暗号資産(仮想通貨)取引所コインベースが提供するNFTマーケットプレイス「コインベースNFT(Coinbase NFT)」が、一部ユーザーのみの利用から全ユーザーに解禁されたことが分かった。
コインベースNFT、全ユーザーに解禁
コインベースNFTが一般ユーザー利用可能に、オープンベータ版公開
あたらしい経済

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伊藤が解説します。
米国大手暗号資産取引所コインベースの新サービス「コインベースNFT」というNFTプラットフォームがいよいよローンチとなります。日本の取引所であるコインチェックもコインチェックNFTというNFTプラットフォームを提供しております。NFT市場は暗号資産市場と比べてまだまだ小さいですが、近い将来、暗号資産市場を超えるマーケットに拡大をする期待があります。暗号資産市場で売買される銘柄の多くはベータ版であり、競合他社も多く、1年後、2年後には撤退をしているプロジェクトが大半となるでしょう。NFTは別です。NFTはベータ版ではなく、その多くがすでに価値を提供しております。もちろん、価値のないNFTもありますが、価値のないNFTはそもそも売買されておりません。出品されているだけです。暗号資産市場では価値がない暗号資産もなまじ流動性があるため売買されてしまう傾向があります。NFTは購入した後に売りに出しても売れる保証はありません。NFTを購入するときは、なんでも良いから購入するということはなく、しっかりと価値を見極めてから購入するという文化になります。そのため、価値があるNFTのみが生き残りやすい構造となっております。NFTプラットフォームは、暗号資産取引所よりも息の長いビジネスになる可能性が高いです。
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