【伊藤が解説します】テラチームに苦言、暗号資産取引所バイナンスCZ氏

ステーブルコインTerraUSD(UST)と、その関連トークンであるテラ(LUNA)の暴落について、大手暗号資産(仮想通貨)取引所バイナンスのChangpeng ZhaoCEOが5月14日、テラのチームに苦言を呈した。
テラチームに苦言、暗号資産取引所バイナンスCZ氏
バイナンスのCZ氏、テラチームの対応に異例の苦言
CoinPost

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伊藤が解説します。
テラショックなのかルナショックなのかどちらで定着するかわかりませんが、ステーブルコインの信用崩壊を招いたテラプロジェクトへの対応についてバイナンスの対応に賛否両論が繰り広げられております。取引所は基本中立ですが、今回ばかりはどちらかに加担するような動きにも見えております。もし日本の取引所でテラプロジェクトが上場していた場合、取引所は何もしないでしょう。プラットフォームですから投資家にどんな言葉を投げかけられようと無視することになります。東証などのプラットフォームは当然上場廃止について何のサポートもしません。淡々と決まった条件で決まったことを実行していくだけです。今回のバイナンスの対応が人間味があって評価される一方で、このようなことがまかり通るのであれば、安心して使えないとユーザーが離れている側面もあります。そのようなユーザーはどんどんウォレットやDEX・DeFiの分野に参入します。
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