【伊藤が解説します】Terraチェーンの再構築へ、エコシステムに関する復興プランを公開

暗号資産(仮想通貨)テラ(LUNA)のエコシステムに関する「リバイバル(復興)プラン」をTerraform Labs社のDo Kwon共同創設者が5月14日に公開した。
Terraチェーンの再構築へ、エコシステムに関する復興プランを公開
「テラ(LUNA)をフォークする」 エコシステム存続に向けた復興プランが投票へ
CoinPost

崩壊してしまったテラプロジェクトですが、復興アイデアが生まれては消え、生まれては消えを繰り返しております。投票をする本来であれば信頼できるコミュニティも罵詈雑言や保身の投稿が増えコントロールを失っております。欲にまみれた地獄絵図のようなものです。このような状況にもかかわらずテラプロジェクトを応援する動きもあります。伊藤もその一人です。テラにはぜひ成功をしてほしいと思います。もちろん成功するか失敗するか誰にも分かりません。なぜ期待をしているのかと言えば、テラの成功は暗号資産市場を大きく前進させる力があるからです。テラは何のプロジェクトか覚えておりますか?通貨発行をシステムでコントロールしようというプロジェクトです。これが失敗するのであれば通貨発行は政府が行うしかないという結論になります。通貨発行権の実態は民間企業が云々という話は置いといてください。権力者しか通貨発行権は持てないのであれば、いくら暗号資産の世界が拡大しても大きな権力者が暗号資産をコントロールしているに過ぎないということになります。テラの成功により分散型サービスの可能性が広がります。今回残念ながら失敗をすることになっても、システムで通貨発行することはまだ人類には早かったというだけなので、数年先に再度挑戦すれば良いかなと個人的には考えております。
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