【伊藤が解説します】三井物産、金連動の暗号資産「ジパングコイン」購入額1億円超え

三井物産子会社の三井物産デジタルコモディティーズは5月31日、金価格に連動する暗号資産「ジパングコイン(Zipangcoin)」の購入額が2月17日の販売開始から3カ月強で1億円を超えたことを明らかにした。
三井物産、金連動の暗号資産「ジパングコイン」購入額1億円超え
三井物産:金連動の暗号資産、購入額が1億円を突破──開始3カ月強で
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伊藤が解説します。
日本産の金(Gold)ステーブルコイン「ジパングコイン」の販売量が1億円を超えたという話題です。ステーブルコイン?仮想通貨?大丈夫なの?と最近のニュースからするとネガティブな話が続いておりますが、ジパングコインはちゃんと日本のライセンスを取得して運営されております。ブロックチェーンも国内最大手のビットフライヤーが手がける「miyabi」を採用しており、まさに日本の肝入りプロジェクトですね。ジパングコインってどこに売ってるの?と気になる方もいると思いますが、三井物産グループはジパングコインを売買する専用の取引所を作っておりそこで購入することができます。ジパングコインは仮想通貨扱いになるため、ただ金(gold)を投資するだけでは税制面で損をしてしまいます。あくまで、いまは市場に対していろいろ挑戦をしている段階と言えるでしょう。ブロックチェーンを使った企業サービスはまだ手探り状態です。ブロックチェーン業界ではこのようなプロトタイプの取り組みのユーザーにエアドロップで還元する仕組みがありますが、日本のマーケットではまだ早いかもしれません。コインオタクでは日本企業のブロックチェーン化を応援しております。
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