【伊藤が解説します】国内新規銘柄、上場前審査から上場後モニタリング体制への移行を検討

一般社団法人日本暗号資産取引業協会(JVCEA)は、国内の暗号資産取引所がまだ日本に流通していない新規の銘柄を取り扱う際の審査を簡略化するために、上場前の事前審査ではなく上場後のモニタリング体制へ移行を検討していることが分かった。
国内新規銘柄、上場前審査から上場後モニタリング体制への移行を検討
新規の国内仮想通貨銘柄、上場前審査の撤廃に向け検討開始=報道
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伊藤が解説します。
国内取引所が新規に銘柄を上場する際の審査基準が緩和されます。今後は、上場後のモニタリングが中心になる方向です。投資家にとってポジティブなニュースであり、注意喚起が必要な話題でもあります。上場基準が緩いということは『上場したら価格が上がる』というアノマリーは無くなるでしょう。反対に上場後に上場廃止になる可能性が高いため『国内上場銘柄はリスクが高い』というアノマリーに発展する可能性もあります。まだ、新条件で上場した銘柄はありませんが、最初は時価総額TOP順に上場することが期待されます。従来は英語がわからない中で無理に海外取引所を利用する日本人が多かったですが、今後は、国内取引所を利用する流れになるでしょう。
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