【伊藤が解説します】大手NFT電子市場OpenSea、新NFT売買プロトコル「Seaport」へ移行

NFT電子市場大手のOpenSeaは6月14日、オープンソースの新NFT売買プロトコル「Seaport」にプラットフォームを移す計画を発表した。
新NFT売買プロトコル「Seaport」へ移行
NFT電子市場大手OpenSea、「Seaport」移行へ
CoinPost

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伊藤が解説します。
NFTの大手売買プラットフォームOpenseaの仕組みが変わります。基本サービスはほとんど変わりません。NFTを出品・購入ができるプラットフォームです。今回の仕様変更で「取引手数料の低下」と「NFTでNFTを購入する機能追加」の二つが大きな変更点と考えらます。手数料に関してはいたちごっこであり、ユーザーが増えれば高くなりますし、ユーザーが減れば安くなります。
いまは安くなったとしても利用者が、引き続き、右肩上がりで増加すればいつかは価格の高騰を招くことになるでしょう。NFTでNFTを購入できる機能はとても良いアイデアです。令和時代の物々交換ですが、物々交換は同じ価値観を共有したコミュニティではとても効率が良い取引です。現在NFTの交換の間に仮想通貨が入るためどうしても貨幣経済価値に戻されてしまいますが、NFT同士の物々交換が一般的になればNFTのコミュニティは貨幣経済に影響されず大きく発展する期待ができます。
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