【伊藤が解説します】「Baller Ape Club」NFT売上を持ち逃げで運営者を起訴

「Baller Ape Club」NFTに関連したスキームを通して、電信詐欺及び国際的なマネーロンダリングを行ったとして、運営者を起訴したと米司法省は6月30日発表した。
「Baller Ape Club」NFT売上を持ち逃げで運営者を起訴
被害額3.5億円相当か、米司法省がNFT「Baller Ape Club」開発者を出口詐欺で起訴
CoinPost

このニュース、
伊藤が解説します。
ラグプルと呼ばれる暗号資産の持ち逃げとしてNFTプロジェクトの運営者が逮捕されました。ICOの持ち逃げとNFTの持ち逃げは構造は同じです。このニュースで明確なのは法整備が整っていないNFTを経由したとしても、SNSのアカウント削除など明確な詐欺の意思がある場合は起訴されるという点です。そもそも売上が立っているのであればちゃんとNFTプロジェクトを運用すれば良いのですが、詐欺師と呼ばれる属性の人たちはいかに楽して稼ぐかに注力してしまっており、自分の能力を十分生かしきれていない点がとても残念です。投資家としてこのような手法をどのように見極めるのか?手段はありません。騙されないようにするのではなく、騙されてもダメージを小さくするという意識で市場に参加する必要があります。
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