【伊藤が解説します】テキサス州、猛暑による節電要請からマイニング企業がマシンの稼働を停止

世界有数の暗合資産採掘事業の拠点となった米テキサス州だが、猛暑で電力消費量が過去最高レベルに達する見込みを受け、多くのマイニング企業がマシンの稼働を停止させる事態となっている。
猛暑による節電要請からマイニング企業がマシンの稼働を停止
仮想通貨採掘企業を襲うテキサス州の猛暑、節電要請でマシン停止
Bloomberg

このニュース、
伊藤が解説します。
ビットコインのマイニング事業者が窮地に立たされております。暗号資産の課題ではなく、ビジネス全般におけるリスクです。一つはエネルギー不足、もう一つは異常気象です。ビジネスは安定した外部環境の上で継続できるモデルです。『異常』な事態が発生したら、多くのビジネスは苦しくなります。そして、ビットコインのマイニングという事業はビジネスモデルがシンプルであるため、外部環境の影響を大きく受けます。たまたま外部環境が良い場所でビットコインマイニングをしていれば儲かりますが、運悪く、異常気象やエネルギー不足に直面すると崩壊の道を辿ることになります。そして、世界中異常気象、エネルギー問題をやっている現代において、ビットコインマイニングで収益を上げるということ事態が難易度が高くなってきております。半減期が一つのプレイヤーチェンジを引き起こしますが、2022年異常気象とエネルギー問題によりマイニング業界の再編が起きる可能性があります。
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