質問すべて答えます!〜7/13のYouTube Liveより〜

2022年7月13日20時に配信を開始した、YouTube Live「コインオタク伊藤健次 質問すべて答えます!」の内容をまとめた記事になります。
質疑応答
ーーーー以下、抜粋ーーーー


7月はあまり回復してないというところで、結局DeFiがなければこんな風にならなかったんじゃないかというところなんですが、大きくなった要因もDeFiになりますし、DeFiが誕生して上昇した分を全部否定したわけではありません。DeFiが逆になかったら、ここまでビットコインも盛り上がっていないので、一長一短良いところと悪いところがあると思います。
本質で言うとですね、スマートコントラクトに対して全部条件を書いても今回みたいに崩壊するんだったら、やっぱり中央集権的な方が、人の信用とか与信というのはスコアリングできるんじゃないかというご意見だと思います。
ただこれはちょっと違うんですね。どういうことかというと、信用というものでやっているのが中央集権だと思うんですが、信用でやってません。もっと成熟すれば信用というものが数字化すると思うんですが、神様の数字化はできないですよね。
例えば、ウォレットを使い出してまだ1年目という人は結構ザラにいるわけです。1年目の人が信用が足りなくて、5年ウォレットを使っている人の信用力が高いかというと、やっぱりまだそれっておかしいわけです。
まだ黎明期中の黎明期で、信用とか与信というものがスコアリングできるぐらい皆さんが使ってませんので、そこは借入の審査基準といったものに一切含まれておりません。今は担保なんですね。担保してるお金が担保価値を割ったら回収されて、担保があるうちは利子をつけたりして運用ができるという状況になっております。
でも今回崩壊したじゃん、という話なんですが、崩壊した所というのが実は中央集権型なんですよね。結局全員が全員DeFiでやっていたら問題なかったのに、DeFiと称して色々ルールとして成り立っていない設計の問題なので、システムの設計が間違えてたら当然崩壊するし、設計していない中央集権だったらそれは崩壊するし、というところです。
全部が全部完璧な公開をしてる透明性の高いルールでやっていたらおそらく崩壊はなかっただろうと、Compoundのファウンダーがインタビューで述べておりましたので、それを解説させていただきました。
同じDeFi、同じレンディングサービスをやっていたとしても、今回倒産したところと倒産しないところがあって、倒産していないところの言い分というものを聞いた方がいいわけですね。「彼らはここが悪くて、我々はそこは問題ないんだ」という風に言っているわけです。ARMとかCompoundとか、いろんな老舗でDeFiブームがある前からあったレンディングのプラットホームが今回の相場に対して苦言を呈しております。
崩壊してしまいましたが、スリー・アローズ・キャピタルがちょっと無理がある運用をしていただけと見て取れます。問題だらけというか問題もあるんですが、ちゃんとやったらちゃんとできるよというところなので、是非失望をせずにこのマーケットに行っていただけるといいかなと思います!




お金が増えるサービスではないんですよ。暗号資産が増えるんです。暗号資産が増えるというのが「お金が増える」と取る人もいれば「暗号資産が増えるだけ」ととる人もいます。
日本の方で日本の取引所の資産運用を選択する方は、日本円を増やそうとしているはずなので、ちょっとそこの目線でお話をすると、これがレンディングですが、「安心でしょうか?」に対しては別に安心をするようなものではなく事実「それだけ」です。
「取引所に貸したら、一定の期日・一定の利回りで暗号資産が増えます」というサービスですね。
あくまでいろんな属性の方がいる中でお伝えできるのは、「暗号資産が増えるんですよ」というところまでかなと思います。


ずっとやっているわけにいかないですからね。ずっとそのプロジェクトをやるって、若干ブロックチェーンの思想とはズレるので。創業メンバーがどうのこうのという話はあまりプロジェクトに対して影響力がないので、ちょっとニュース性があるだけですね。その後の続報はほぼ聞きません。


この業界が立ち上がって12年しか経っていなくて、マーケットができたのは2016年ですから6年しか経っていないですね。6年しか経っていなくて一年というと、市場の中の何割かはずっと運用してますので長いといえば長い方なんですよ。
でもやっぱり感覚として2年以上はしてないと、老舗という表現はできないかなーってとこです。


仮想通貨は価格の乱高下がありますね。上がると思ったら使えない、だって持ってたらいいじゃないですか。下がっても使えない、だってもったいないじゃないですか。「この仮想通貨でNFTが買える」とか「このブロックチェーンゲームでこんなのができる」というふうになっても、それが乱高下するようなトークンだと使われないんですね。
ステーブルコインにしたらステーブルですから、1ドルでも1円でもいいんですが、「これはこの価格だよね」となったら使えますよね。特も損もないから。
基本的にはユーティリティトークンというか、利用を目的にしたトークンは基本ステーブルになっちゃいますね。
昔あったんですよ、賞味期限を持たせるステーブルコインというのが。使わないと減るってやつですね。持ってたら増えるとなると動かさなくなるわけで、でも持ってたら減るっていうのがあらかじめ決まってると、手に取った瞬間にすぐ使いたくなる、みたいな形です。流石にあまり流行らなかったんですけども。
もしかすると将来的には目減りするステーブルコインが出てくるかもしれませんね。それから皆さんもバシバシ使ってくださいって感じです!




例えばマイニングで参加してる方って1枚のファイルコインを買ったわけではなくて、マイニングの初期投資で1枚あたりのコストがわかると思いますが、マイニングというのは相場と関係ないんですね。一番最初に払っちゃってるじゃないですか。
本来であれば買った方が安い状況の水準まで落ちちゃってると思うんですね、ファイルコインマイニングって。相場がもっと好転してる時にファイルコインのマイニングビジネスって募集が始まってたので、将来的には買うよりもマイニングした方が絶対コストバランスがいい、という触れ込みだったんですが、ここまでの暴落を予測していないわけですね。
ここまでの暴落になっちゃうと結局逆ザヤですね。
ファイルコインというプロジェクトが相場によって使える使えないというのがあるわけではなくて、ファイルコインを投資として考えた時に、ずっと右肩上がりで価格が上がるとなればマイニングが成功する手段だったんですけども、今の相場から考えるとマイニングというのは選択肢としては失敗だという形になるんじゃないかなと思います。
ただ初期の初期にファイルコインマイニングをやっている人は今の価格帯でも利回りは出ているんですが、バブルの時に事業に乗ると、基本的には高コストになるわけですね。ビットコインのマイニングも一緒ですね。


セミナーか何かでIEOの話をしたんですが、IEOはプロジェクトの評価じゃないです。プロジェクト×取引所×投資家なんですね。それで価値が決まるという形になります。
そこで考えると、コインチェックがIEOをやる時点で成功の確率は高まるなと。取引上のプラス要素が結構大きいので、コインチェックがやるIEOは他の取引所がやるものよりも比較的参加しやすいんじゃないかなと思いますし、伊藤はこの夏にやるフィナンシェは参加する予定です。


リーク情報というかですね、「こいつらは悪いことやって逃げた」みたいな感じのがネット界隈で出ていたんですが、これは基本的には訴訟しているから飛ばし記事というか広告ですね。メディアを通して悪者に仕立て上げているという感じだと思います。
もちろんこのキャピタルが悪いところもあると思うんですが、言うほどここが諸悪の根源かというとそうではないかなと思いますけどね。
ただ、損した人はここからお金を返してもらわないといけないじゃないですか。合計で10兆円近い金額が吹っ飛んでるわけですね。
何がヤバイかというと、まずお金がシンプルになくなりましたので退場する人が多いですね。市場にもともといて絶好調だった人たちが破産して抜けてますので、その穴埋めをした分、市場の拡大のスピードは遅くなります。まずそれが一つで、もう一つはプラットフォームが流れ的に迷惑を被ってるわけですね。


技術で見るというの何かというと、ブロックチェーンだった場合、「早い・止まらない・安い」みたいなのがあるんですが、結局オファー通りにならないんです。でもそれってしょうがないことですね。
自動車のパンフレットみたいなものですね。あくまで検査場でやったスペックであって、路上だとちょっと違うかもしれません、みたいなのがブロックチェーンの世界でもあるので、与えられた数字だけでやるのはちょっとやめたほうがいいですね。
一番大事なのは産業です。僕は今のタイミングだからこそNFTとかブロックチェーンゲームの方がいいかなと思います。
あとは時間足ですね。どれぐらい先を見据えてやるか、というところになります。NFTとかブロックチェーンゲームの良いところは、今年とか来年に挑戦してるマーケットなので結果が出るのが早いわけです。
短い時間で成功するような産業を複数追いかけるというのが、今はいいんじゃないかなと思います。


ただし、慣れてません?ずっとここしばらく数字悪いじゃないですか。だからいいんですよ別に。極端な話、下がっても上がると思っていればいいんです。
例えば中国で銀行からお金が引き出せなくて暴動が起きたり、スリランカがデフォルトして国会に暴徒たちが押し寄せるみたいなことがあり、ああなっちゃったらすぐに引かなきゃいけない状況ですが、あまりそういうパニック相場が起きておりませんので、市場は冷静だと思います。
これはもう景気の回復が見えてきて、年末に行けば行くほどもっと安心すると思いますので、今回7月が一番最後のネガティブな感じなんじゃないかなと思います。


返金も当日突っ込んでた法定通貨ベースじゃなかったでしょうか?なのでそこまでべらぼうな金額ではないような気がします。


IDを切り替えるというセキュリティをやっている方もいらっしゃいます。そうするとIDは毎年毎年捨てるという形になって、ちょっと違和感がある。要は毎年毎年免許証更新して、毎回免許証番号変えるというのが仮想通貨の業界だと当たり前になっちゃってるので、固定する数字というもののプロジェクトが必要なんだろうと思うんですが、もうちょっと先ですかね。






日本のものは2023年にリリースされますね。ただ使うわけではなくて実証実験がスタートするという形になりますので、日本はまだまだ先だと思います。
10カ国以上でCDBCをリリースするって話も出てまして、別にブロックチェーンを嫌ってるわけじゃなくて、ブロックチェーンでやるところもあります。
日本はたぶん法律の兼ね合いだと思いますし、業者の選定ができないというところでブロックチェーンにはしなかったんだと思うんですけど、世界的な流れを受けて後からブロックチェーン化するってことは日本の文化都市はあるかなと思います。
アジアとか中東とかアフリカとかは全力でCDBCを通常のデジタル通貨として使おうとしてますので、まずはそこのものを見たらいいかなと思います。
CDBCは別の国の人が使っちゃいけないわけではないので、CDBCの資産運用は最初はやっても面白いと思いますよ。


コインチェックとパレットはツーカーだと思うんですが、取引所という名前では活動できないものを全部パレットがやってる感じに見受けられます。僕はすごく応援してます!


7月以降はそんなに乱暴なマーケットにはなりませんので、緩やかに上っていくと思っていただいて良いと思います。


ビット・イーサは下がってるんですよ。一年半前は市場が形成されたタイミングですから、ビットコインの価格が25000ドルを超えてますね。
25000ドルを超えている時に、そこから考えてだ、DeFi系の銘柄が10%以上上がっています。DeFiのブームができたのは2021年ですから、メジャー銘柄が意外とそんなに動いていなくて、DeFiとかアルトコインの今トップ30位に入るようなアルトコインが10%以上いってるかなと思います。
本業ではなく兼業で投資やってるとか、自分で勉強がてらやってるって場合は、トップ10内の銘柄だけで判断してもらっていいかと思います。


NFTをやる人はプラットフォームを作るのが面倒くさくて、プラットホームがあるんだったらそこでグローバル取引できるんだからそこでやるわ、っていう形になったんですけど、チリーズはそうではなくて、各国のリーグとかプロスポーツっていうのは予算持ってますから、いろんなところが真似してたくさん出てしまって、唯一無二の最強のプラットホームにちょっとなりきれなかった部分があるんじゃないかなと思います。




今ちょうどアップデートをしておりまして、 POSに変わってユーザーがせめて2倍ぐらいに増えたら、利用者の数から算出したイーサリアムの時価総額というものは出ると思います。
来年にはイーサリアムとビットコインの価格が逆転する動きはあるんじゃないかなと期待はしております。
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