【伊藤が解説します】 ロシア、デジタル資産の決済利用を禁止へ

ロシアでは暗号資産の決済利用を禁じられているが、さらにデジタル証券やユーティリティトークンなどのデジタル資産も決済利用を禁止するという法案にプーチン大統領が署名した。
ロシア、デジタル資産の決済利用を禁止へ
露プーチン大統領、デジタル資産の決済利用を禁じる法案に署名
COIN POST

このニュース、
伊藤が解説します。
ロシアがデジタル資産の取り扱いを実質全面禁止をするという発表をしました。これは当然の流れでむしろ遅かったともいえます。ウクライナへの侵略が始まってから、ロシアからの富の流出は主にデジタル資産を経由して行われました。デジタル資産の価値が証明されるとともに国の管理能力が毀損したことも明るみに出る結果となりました。デジタル資産の取り扱いを禁止したということはロシアはもう崩壊まじかということの表れでもあります。一つのニュースから奥行きを読み取ると視野が広くなります。ロシアが崩壊した後のシナリオはロシアを国際社会がコントロールすることになるでしょう。現時点で国から脱出できなかった国民は現代の奴隷のような立ち位置にならざるを得ません。自国の立て直しのために労働力として駆り出されることになるでしょう。これは日本人も対岸の火事ではありません。自分で自分をコントロールをすることができない場合、より大きな力で矯正されることになります。デジタル資産が使える国は安泰でデジタル資産が禁止される国は崩壊目前と判断してもよさそうです。
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